第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
仕事にしてしまえば
奥さんには文句のつけようもない
そうと…決まれば…
明日は…と言っても今日だが
まずは中条市の産婦人科に
奥さんと一緒に健診を受けに行く予定だから
その待ち時間の間にでも
成瀬さんとこの話をLINEで相談すればいい
成瀬さんからは…中条市の関連で
したい仕事があったら
西井君と話をして好きにしていいとは
お許しがあるからな
成瀬さんは中条市の事に関しては
他のどの場所よりも財布の紐が緩いからな
それに…不死川と伊黒の事も買ってくれてるし
成瀬さんから中央に話を通して貰えば
あの2人を巻き込んで仕事が出来る
秋ぐらいには…中条市に引っ越すとは
前にちらっと不死川から聞いてるが
甘露寺のエステサロンもその辺りには
完成する様な話を聞いたから
夏の間はまだあの中央の会社に入る筈だしな
「まさに…渡りに船…と言った所か…」
奥さんに文句を言わせない
方向であっちに入り浸る事が出来そうなので
その方向性が見えた途端に
眠気が襲って来てそのまま杏寿郎は
深い眠りにへと落ちて行った
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ーー
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2023年 7月1日
AM 6:30
アラームが鳴って目が覚めて…
隣を見ると杏寿郎はまだ寝ていて
どうせだったら
シャワーのついでに朝風呂に入ろうと
朝食の支度に降りたついでに
みくりがお風呂にお湯張りをして
杏寿郎が起きて来るまでの時間に
じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁と
玉子焼きを焼いて
その間にトースターで
昨日買ったエテカレイの干物を焼いて
電子レンジで豆腐の水切りをして
丁度いい大きさに切ると
ガラスの器に入れ直して
冷蔵庫に豆腐を戻して置いて
冷凍庫の中の刻みオクラを
レンチンして解凍すると
それに鰹節を混ぜ混ぜして置いて
後でこれは…出す時に
冷ややっこの上に乗せるとして
「もう、1品くらい…欲しいかな…?」
だからと言って冷凍庫に
旦那さんの為にと用意した作り置きは
今は…使いたくないしな…
「あ、そうだ…!だったら
ひじきを煮ればいいよ。
朝ご飯のオカズにもなるし、
鉄分とかカルシウムも摂れるし、
それに冷凍保存できるしッ」
もう1品…杏寿郎の為に
用意して置けるしね~と
みくりが二田で過ごす
杏寿郎の事を考えている裏で
その杏寿郎がそんな計画を
進めているとはつゆしらず