第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「そろそろ、上がるか?
上がったら、上で続きするだろう?」
そう言えば…し納めって
杏寿郎は言ってたけど…
もしかして…と思って
気が付いた事があるんだけど
1回 1回のセックスとセックスの間に
休憩する時間…作って貰ってる?感じがするな
気の所為?たまたま?
最初のえっちの後に夕飯挟んで
2回目のえっちの後にお風呂挟んでって
何時もの杏寿郎なら…最初のお風呂で
した時だってもう1回って言いそうだし
さっきのソファの時だって
このまま…もう1回良いか?って言いそう
それなのに 済んでちょっと間したら
お湯張りしてたからお風呂入ろうだったし
「ねぇ、杏寿郎…。
もしかしても、もしかしなくても…。
えっちとえっちの間に…
休憩する時間…作ってくれてる?」
そう言ってこっちが
杏寿郎の顔を見ると
そのままスィー―っと視線を
杏寿郎が逸らして行って
その後を追いかける様にして
杏寿郎の首の動きに合わせて
ついて行く様にすると
はぁ~っと杏寿郎がため息を付いたので
私が感じたことはそれで合ってた様だった
「だったらさ、せっかくの
し納めだし?私から、杏寿郎に
ひとつ、提案したい事があるんだけど?」
そう私がある提案をすると
あんまり乗り気ではないながらに
杏寿郎がOKをしてくれて
案外…このし納めってワードが
使えるワードなんじゃないかって
もうちょっとで今日が終わる時間に
そんな事に気が付いてしまったのだが
バスルームを後にして
洗面所歯磨きを済ませると
髪の毛を乾かし合いっこをして
そうだ…あっちに行ったら
髪の毛…自分で乾かさないとダメなんだって
そんな当たり前の事実に気が付いてしまった
ウォーターサーバーのお水で
お風呂上りの水分補給をして
杏寿郎が手を差し出してくれたので
その手に自分の手を
みくりが重ねて 杏寿郎に
エスコートされながらベッドルームへと向かう
ベッドルームへ行くと…
ベッドの上に…バラの花が置いてあって
前に…巣ごもりした時に…
こう言うのは…色々としたけど
今のベッドの上のバラの花は本物で
ハートの形になる様に並んでいる
杏寿郎がバラの花を1輪
その中から取って こちらに差し出して来て
「改めて…受け取ってくれないか?」
改めてと言われて
ハッとしてしまった