第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「杏寿郎君のイベントは無駄は無いよ?
朝市イベントも同時開催するから、
朝活イベントで集めたお客さんには、
朝市でお買い物をして帰って貰えるしね」
「会場で、イベントに合わせて
その時間に軽食をキッチンカーで
提供して貰うからな。朝活して、
モーニングもして貰えるだろう?
朝活イベントは開催日によって
内容が違うからな。
夏休みの子供向けだから、
朝活として軽いストレッチをした後に
キャッシュフローゲームの日もあるぞ?」
「キャッシュフローゲーム?って?」
聞きなれないゲームの名前に
みくりが首を傾げる
キャッシュって言う位だから
お金に関連する感じだから
モノポリーみたいな感じなのかな?
「キャッシュフローゲームと言うのは、
子供達が人生において、豊かな
お金の使い方を遊びながら
学ぶことができるボードゲームです。
投資について、楽しく学べる
ゲームで、お金持ちになるには…と言う
バイブル的な要素も含んでいるのだとか…」
「折角の夏休みだからな、
親子で出来る学校では教えてくれない
お金についての勉強もいいと思ってな。
俺が、あの時博多支社で受けた
リーダー研修の時も、
ビジネス向けのゲームが研修にあってな。
座学よりも実演に近いし、
ゲームには勝敗があるからな。
作り物でもお金を使うシーンもあるし、
本の上の勉強よりも得られるものも多いからな」
その後はしばらく成瀬と一緒に
イベントの企画についての話をしたり
昨日のお礼を言ったりしたのだが
「ああ、今回用意した物が…あったんだよ。
それを…杏寿郎君達に見て欲しくてね。
胡蝶君から、チケットは貰ったかい?」
「胡蝶から受け取ったチケット、
そろそろ時間だったな…行くか…」
時間指定のチケットに書かれている
入場案内時刻の16時が近付いていて
「このまま、こっちの通路を
真っすぐ進めば見えて来るよ?
また、感想を聞かせてくれる?」
そう成瀬がみくりに声を掛けて来て
「はい、わかりました。
また、LINEをさせて貰いますね」
「はい、行ってらっしゃい」
ばいばーいと成瀬がこっちに手を振って来て
「っと、言い忘れる所だった。
今日の宿の事なんだけどね、
どうしても、って言う場所があってね。
申し訳ないんだけど、そっちでも良いかな?」