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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第119章 夫婦でおもてなしをしよう!前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



ひょこっとその麻理恵が
全開に開いたままにしていた
控室のドアの所から
室内の様子を伺っている

見慣れた顔がみくりには見えて

「樹奈ちゃんっ!!!」

「みくりちゃんっ…って、
そのお腹っ、おめでた?
予定日いつ?どっちなの?男の子?
そうだよね、もうここで
結婚式してから丁度1年になるんだもんね~」

麻理恵先輩が来ていたから
もしかしたら会えるかもと思って
自分も付いて来たのだと樹奈が言っていて

「あの…、もしかして…
オペラ歌手の…江藤樹奈…さんですか?」

月城はプロのオペラ歌手である
江藤樹奈を知って居たらしく
驚いた様子で樹奈の顔を見ていた

「そうです、その江藤樹奈です。
私の姉が、デザイナーの
江藤麻理恵なので…。っと
この凄い美人な人誰なの?みくりちゃん」

「え…っと、この人は…
月城雅さん…で博多の支社の人。
私の…お友達なの…。
あのドレスに似合いそうな人って
麻理恵先輩に言われたんだけどさ、
雅ちゃんしか…思い浮かばなくて…」

「って、もしかして…っ
博多支社の…月城さんって、
みくりさん、そちらの方が
かの有名な、博多の壇蜜さんですか??」

月城の事を樹奈に紹介したのだが
誰よりもしのぶがその紹介に
月城の方をまじまじと見て来て

左から麻理恵先輩から
右からしのぶちゃんから
雅ちゃんは上から下まで
凄い…もう穴が空きそうに
隅々まで見られているのだが

「流石は、私の妹の同級生ね、
いいモデル用意してくれたじゃない。
私が…あのドレスにって、
想像してたモデルの50倍は良いわ!
さぁ、貴方はこっちで
私と一緒に最終調整ね…来て」

そう言っていつもの勢いで
月城を引きずるようにして
麻理恵が別室に移動して行って

みくりと妹である樹奈
それからさっきも
麻理恵のドレスを着て
模擬挙式をしていたカナヲと
しのぶが着用するドレスは
既にサイズに合わせてキチンと仕上がっているので

ショーの大トリである
月城の出番は最後なので

先に用意されたドレスに着替えて
テラススイートのブライダルスタッフに
メイクとヘアの最終的な調整をされて

あの時…結婚式の時に
お世話になった人なのは
顔に見覚えがあったので
お互いに あああの時の…と言う
そんな空気感になっていたのだが


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