第119章 夫婦でおもてなしをしよう！前編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

「折角だし、ここまで来たんだ。
この糸引きの滝をバックに
記念撮影するか！」

そう杏寿郎が言って来て
私と雅ちゃん
雅ちゃんと錆兎さん
私と杏寿郎とでそれぞれに記念撮影をして

錆兎が普通にその辺に居る
滝を見に来ていた人に声を掛けて
４人で記念撮影をしたのだけども

こう言う感じ…見てると
やっぱり錆兎さんと杏寿郎は似てる気がする

元来た道を引き返して
新神南港駅の駐車場まで戻った

４人で車に乗り込んで駅を後にすると
車はドンドンと曲がりくねった
坂道を登って行って山の中に入って行く

「前に、凄い綺麗な…藤の花を
見せて貰っちゃったからね。
そのお礼に…なるのかどうか
分からないんだけど…」

「県内では、アジサイと言えば
ここって感じの定番の場所だがな
日高森林植物園。アジサイ以外にも
色んな種類の植物があるが…」

「アナベルって言う、真っ白の
アジサイが沢山あって、綺麗だけどね。
えっとねぇ、確か２５種３５０品種の
約５万株のアジサイが広大な園内に
植えられているらしいんだけどね」

「日高山は日本でも有数の
有名な夜景のスポットでしたよね？」

日高山と言えば…夜景のイメージが
県内県外にも定着してる場所で

「山からの夜景もいいけど、
海側の臨海地区の夜景も綺麗だよ？
ね？綺麗だよね？杏寿郎」

「まぁ、海から見ても
山から見ても、神南港の夜景は良いがな」

そんな話をしている内に
新神南港駅から車で２０分程で
アジサイの名所として県内で有名な
約５万株のアジサイが楽しめる
日高森林植物園に到着する

県内屈指のアジサイの名所だが
アジサイのシーズンだからと
値上がりする事も無いし
大人３００円でかなりリーズナブルで
良心的な価格設定な上に
JAFの会員割引も受けられるから
そこから更に会員証を提示すれば
１割値引きして貰えるし
他にも各種割引が適応されたりもする

俺としては商売っ気が
もうちょっとあってもいい気がするが

４人分のチケットを窓口で
纏めて購入して
広大な園内のマップを貰う

広い園内にはアジサイは点在しているが
そのほとんどがアジサイの小路と
アジサイ園に集中してるので
その２ヶ所にだけ絞る事にして

全部を回ろうとしないで
アジサイだけにターゲットを絞れば
短時間で能率的に園内を回る事が出来る

「あ、あれ、見えて来た」