第118章 夫婦でIKEAデートする話 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「確かに他所様の視線からだと、
お腹が大きな奥さんに
カート押させて何もしてない旦那さんに
見られちゃうかも知れないけどさ。
でも、こっちも押して歩く方が楽なんだよ」
その後も広いIKEAの店内を見て回って
買いたい物をカートに入れていて
割といいお金額のお支払いになって居たのだが
そんなこんなでIKEAには4時間近く
お昼ご飯の時間と杏寿郎が
IKEAの安すぎるホットドックと
100円のコーヒーで
コーヒーブレイクする時間も含めると
(私はチーズケーキをちゃっかり頂いたのだが)
それなりにIKEAで時間を過ごしていて
IKEAからは車で20分程の場所の
アンブレラスカイを前にしていた
結婚式を去年の6月にした
アクアトピアがある臨海地区にある
商業施設を目指す
アンブレラスカイをやっていた
海沿いのプロムナードの近くの
駐車場に車を停めて
「雨が上がって良かったな」
「見るのがアンブレラスカイだから、
雨が降ってても降ってたでらしいしね」
「確かに、あの2人がこっちに来る日が
天気が晴れるとも限らないもんな。
奥さんにプラン任せていいんだろ?
当日の運転なら、俺に任せてくれればいいしな」
「うん、雅ちゃんからはね
LINEで行きたい場所とかって相談してるから。
チケットの手配もしたし、お天気は
丁度梅雨時だけど、雨が降っても
大丈夫な感じにしてるからさ」
ついつい奥さんと一緒に
旅行となると俺が勝手に
相談せずにプランニングしてしまうが
奥さんは月城さんと相談して
その希望に沿ったプランニングをしてる様だった
「使える物は…使おうかと思ってるし」
「でも、当日は俺達の
あの二田の家に泊まるんだろ?」
「ちょっとね、丁度いい感じの
お話がね…あったからさ~。
炭治郎君がね、言ってたから」
「炭治郎…が、何か言ってたのか?」
「大丈夫、ちゃんと相談したもん。
炭治郎君ともだし、あっちともしたよ?」
そう言って何かを既に
炭治郎と一緒に進めている様で
俺も知らない計画をしてる様だ
「なぁ、奥さん。何かヒントは無いのか?」
「ヒントはね、麻理恵先輩だよ。
元々は麻理恵先輩からLINEが来たのがさ
これを思いついたきっかけって言うか」
麻理恵先輩と言うと…
ウエディングドレスのデザイナーだが
その麻理恵先輩からのLINEか…