第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「そうだよっ!じゃないと
要くんと一緒にシュノーケリング
出来ないじゃんかッ!!」
「そうだったな、そうだ。そうだな…
…と考えると、2人目をいつ頃とか
その辺りは…いつ、沖縄に旅行するかとか
その辺りも考えて…子作りを、
綿密に計画して…する必要があるか…」
「子供が産まれたら、今まで
みたいに…いつでも好きな時に
って、出来る訳じゃないしね…。
どうしても、子供が優先になるし。
2人目は不妊になりやすいって言うもんね」
搭乗案内のアナウンスを待ちながら
次の沖縄旅行の時期の計画と
2人目の家族計画についての
そんな相談をしたりしつつ…
「まぁその辺りは…授かり物だしな。
タイミングを合わせたからって、
今回もそうだったが、
出来るとも…限らないしな…」
杏寿郎がそう言って来て
タイミングを…と言うのは
前に2人で行った
あの白浜の旅行の事なのだが…
「でも…、沖縄もいいけど
白浜にも、一緒に旅行行かないとだもんね?
だって、パンダの夫婦の赤ちゃんを
買いに行かないと…でしょ?」
「いや、買いに行くのは…
赤ちゃんのパンダじゃなくて子供の方だな。
公式のネットサイトから、注文出来るからな!
予定日が近くなったら、日付指定で
あっちの、中条の家に…
生後間もないピンクの赤ちゃんのパンダの
あのリアルなぬいぐるみが届く様に、
注文しようかと考えてるんだがな…」
「じゃあ…あの、
パンダの夫婦も連れて行くの?
私があっちに里帰りしてる間」
前に白浜のアドベンチャーワールドで
パンダの夫婦にしようと購入した
特大サイズのパンダのぬいぐるみ2体を
夫婦の赤ちゃんをあっちの家に
要くんが産まれるのに合わせて
届けてもらう様に注文するんだったら
ちゃんとあのパンダ夫婦に
赤ちゃんをお迎えして貰わなくては意味がない
「俺としては、あっちの家から
毎日出勤したいぐらいだがな…、
奥さんは俺がそうしたいって言ったら…
怒るだろ?だったら、俺が居ない
平日にあの夫婦に奥さんと要を
俺の代りに見守って貰うしかないだろう?」
「添い寝要員ってこと?」
はぁ…っと杏寿郎がため息を付いて
浮かない表情をすると
「奥さんとあの、9月の
博多でのリーダー研修で
しばらく離れて実感したんだが。
隣に奥さんが居ない、ベッドほど
味気ない…物はないからな…懲り懲りだ」