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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



杏寿郎に手を引かれて
ライトアップされた
庭園を回って
あの人工の滝のある…
秋冬のエリアへと移動する

「これは、凄いな…。
夜は夜で中々に壮観な眺めだな…」

岩山と人口の滝のある
大きな池は水中からブルーのライトで
池が青く光って 浮かびあがっていて
池のほとりにある 木も
ブルーのライトでぼんやりと
闇の中に浮かんでいて

確かに…この光景は
中国風と言うよりは…
幻想的な光景でどことなく異世界風だ

「凄い…、青く光る池…綺麗だね」

その幻想的な…現実世界とは
かけ離れた…別の場所に来た様な
そんな…不思議な…体験をしてる気分を
奥さんとふたりで味わいながら

しばらくの間 無言のままで

ライトアップを眺めて

そっと…杏寿郎が
こっちの肩に手を回して来て

杏寿郎の身体にもたれ掛って
自分の身体を杏寿郎に預ける

「たまに神社仏閣とかでも
夜間のライトアップをしてたりするが、
中国風の庭園のライトアップは
中々に斬新な感じがするな…」

「前にさ、るり渓の温泉に
お泊りした時にさ、
あそこでもライトアップ観たけどさ。
こんな風に…ライトアップの為の
何かを作ってするんじゃない、
ライトアップの見せ方もいいのかなって」

「でも…、良いんじゃないか?こんなのも」

「うん、良いと思うよ。
まさか、沖縄に旅行に来てて
夜デートが出来るなんて…さ、
私も、全然思ってなかったもん」

「夫婦から、家族なっても、
奥さんとデートはしたいからな、俺も」

ぎゅっと指を絡めて繋いでいた手を
杏寿郎が握って来て

お互いの…顔を見つめて

見つめ合ったままで

重ね合った視線を…そらして…しまうのを

惜しいと思ってしまって居て

「さて、名残惜しいかも知れないが。
そろそろ、今夜のホテルに移動するか?
でないと、また奥さんと、
キス…がしたくなってしまいそうだしな」

「そ、そう…だね…、ここじゃ…
キスの…1つも…、落ち着いて出来ないから…、
その…自分達の部屋でなら…いい…よ?」

そう言ってちらっと
みくりが杏寿郎の表情を
伺うようにして視線を向けると

「なぁ、奥さん…それは…
俺が…気が済むまで…キス…を
奥さんに、しても…いいって事か?」

「ホテル…でなら、いいよ…?
杏寿郎が…、したいだけ…しても…ッ」

「……いいのか?」

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