
第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ

2人で太陽の様なステンドグラスを眺めて
そのままガラス製品が沢山並んでいる
ショップの中は見ているだけでも
ワクワクして来る
グラスやお皿だけじゃなくて
ガラス製の置物やアクセサリーもあって
ジンベエザメやタコ マンタなどの
可愛いガラスの置物を
みくりが眺めていて
「何か、欲しい物でもあるのか?奥さん」
「ええっ、いや、…確かに
凄い可愛いんだけどさ、…目移りしちゃうよ」
「ここで買った、ガラスの器に、
ブルーのカラーサンドを敷いて、
このガラスの海の生き物達を並べて、
小さな沖縄の海でも作るか?
沖縄旅行に来る度に、
新しい仲間を増やして行くのも…
それはそれで楽しそうだがな」
「そうだね…、じゃあこの子達を
入れる海を作るのにぴったりな
ガラスの器を…あっちで探さないと。
でも…杏寿郎だったらさ、
これだけ沢山のグラス見たら
ペアグラス…買おうと言いそうなもんだけど」
「グラス?いやっ、
その、グラスは…いいんだ…ッ」
こっちが琉球ガラスのペアグラスを
杏寿郎が欲しがらないのは
妙だなと思って尋ねてみると
明らかに旦那さんの態度がおかしくて
何となく…にだけど
ここでグラスを買おうって話は
しなくても…良いのかなと思って
ガラスの置物5点と
それにピッタリなガラスの器と
涼し気な皿を2枚買おうとしたら
杏寿郎がもう1枚必要だろうと
お揃いのお皿を3枚と
これからの季節に目にも涼し気な
ブルーの大皿を購入する事にした
このブルーの大皿に
カルパッチョとかサラダ盛り付けたいな
なんてことを…このお皿に
料理を盛り付けるのを
想像しただけでワクワクしてくる
杏寿郎が私の父親と自分の父親に
沖縄旅行のお土産に泡盛を買いたいから
一緒に琉球ガラスのグラスも
それぞれの両親に渡したいので
ここで購入したいと言って来たので
選んだグラス4個を一緒に
二田の家に発送して貰う様にとお願いをして
ショップのエリアを後にする
芝生の中庭のエリアには
キッチンカーが並んでいて
芝生の上にはステンドグラスで出来た
ガラスのお家の様なオブジェがあって
小さなお家なのだが
ステンドグラスのお家は
太陽の光で色とりどりに輝いていて
「可愛いステンドグラスの
お家がある~」
そう言いながら
ステンドグラスの家に
みくりが吸い込まれて行く
