第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
バスルームから大声で
奥さんが俺を呼んでいるので
よっぽど…この部屋の
バスルームは
俺の奥さんに…お気に召して頂けたようで
俺としては…安心したのだが
「どうしたんだ?奥さん。
そんな大きな声を出さなくても聞こえるぞ?」
「杏寿郎さぁぁん、ここぉ…
このお部屋…素敵過ぎん?
控え目に言っても、最高過ぎない?」
「それは…、奥さんから聞ける
最上級のお褒めの言葉の様に
俺には聞こえるんだが、違うか?」
「杏寿郎ぉ~、ありがとぉおおっ。
私の、旦那さん、最高過ぎぃい」
そう言ってこっちに
素直に嬉しいと言う感情を
みくりが俺に伝えて来てくれて
ぎゅうううっと抱きついて来た
みくりの頭をよしよしと
自分の手で撫でながら
こっちの腕をその奥さんの身体に回して
ぎゅっ…と控え目な力加減ながらに
確かに抱き締め返すと
「……んんっ…」
「なぁ、奥さん…。
だったら、キスでも奥さんから
ご褒美にしてくれるんじゃないのか?」
「杏寿郎…、ありがと」
そう言ってちゅ…ぅ…と
みくりが杏寿郎の頬にキスをして
そのまま ちゅ…ちゅ…っと
小さなリップ音を立てながら
杏寿郎の頬に位置を変えながら
何度もキスをして行って
「奥さん…、こっちにも…。
俺としては…、して貰いたいんだがな…」
「言われなくてもっ、ちゃんと…
そっちにも…する…から…ッ、ん…ッ」
どうせ…この旦那さんの事…なんだから
こっちにご褒美のキスをして欲しいなんて
自分からそんな風に強請って居たとしても
こっちから…していたはずの
ご褒美のキスは…
キスを…何度も…重ねている間に
普通の…キス…になってしまって居て
「んぅ、…ふ、ぁ…ッ」
「みくりッ」
キスを…しながら…
かりゆしのワンピースの上から
杏寿郎の手が…弄る様にして
みくりの胸を揉んで来て
「んんっ、ふ…っ…、はぁ、
あ…んっ、杏寿郎…っ、ん、ねぇ、
お風呂…は?どうするの?お風呂、
一緒に…入りたいって…言って無かった?」
「なら…、お湯張り…してる間…
あっち…で、シャワーしながら待つか?」
杏寿郎が湯船のお湯のバルブを捻ると
湯船にお湯を張り始めて
ここにお湯が溜まるまでの間を
その隣にあるシャワーブースで…
シャワーをしながら待たないかと
そうこちらに言って来る