第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ランタンの灯りが照らす
私と杏寿郎だけの
2人だけの小さなカイロウドウケツで
キスを…何度も繰り返す
「んっ、ふ、杏寿郎…、大好き…ッ。
その…今回は…ありがとうね、沖縄」
「いや、今回の沖縄旅行はな、
その…何と言うか、3年越し…ぐらいの
俺の…いつかの目標と言うか、
叶えたい夢みたいな部分もあったからな。
奥さんと、一緒に来たかったんだ。沖縄にな。
今、行かなかったら…次に行けるのが
何年後かになってしまうと思ったら、
もう、行くしかないなって思ったからな」
相変わらず…私のこの旦那さんは
しっかりハッキリスケベで
何時も 何か…サプライズを
こんな風に用意してくれては
全くこっちに何も教えてくれないけど
「ねぇ、杏寿郎…」
「ん、何だ?奥さん」
「お誕生日、おめでとうしか言って無くてさ、
すっかりこっちも、忘れちゃってたけどさ。
私達、…夫婦になって、一周年だったね」
「ああ、俺の誕生日は、
俺と奥さんの結婚記念日だからな…。
まだ、夫婦としては…1年だが…
これから、10年、20年、30年後も…
ずっと…変わらずに…俺と夫婦…
続けてくれるか?みくり」
「そんな事、聞かなくていいよ。
だって、この先もずっと、
30年後も変わらず夫婦だしね。
40年、50年…?後も夫婦でしょ?」
杏寿郎の胸にみくりが
自分の後頭部を預けて
杏寿郎の顔を下から見上げて来る
「ああ、そうだな…」
「100年後も200年後もかもね」
「さっ、流石に…100は…
将来的に…無くも無いかも知れないが…。
200年後は…無理があるぞ?」
「でも…一緒だよ、偕老同穴だから
同じお墓に入るでしょ?夫婦なんだから。
だったら、生きてても死んでても一緒だよ」
ね?と言ってみくりが笑って居て
どっちが…が…先に…そうなる未来が…
何十年後…に来るとしても…
その時も… その先も…
ずっと… 夫婦で居よう… みくり
俺と君との…偕老同穴で
今年の旦那さんの誕生日は… 後編
ー 終 ー
締め方が最終回みただけど
別に全然普通にこの後続きます(笑)
1年前のお話の偕老同穴ごっこに
繋がってるだけですのでご安心を。
この後も、沖縄満喫しますッ!!