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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



その2つ並んで設置してある
ローベッドの足元に
2人で並んで座って
しばらくの間…そのぼんやりと光る
ランタンの灯りを眺める

色々な色と形をしたランタンの中には
花柄の柄入りのランタンもあって

ボスッとそのまま杏寿郎が
後ろのベッドの上に倒れ込んで

「今回ばかり…は、成瀬さんには感謝だな」

「何それ、感謝してる割には、
納得してない顔だけど?」

「良いだろう、みくり。
あんまり言ってくれないでくれ。
俺はあの人に関しては、
試合に勝って勝負に負けた…感が…
毎回毎回…あるからな…。まぁ…、
それも…これも、みんな、あの人の…
俺に対して一番堪える…、
やり口…では…あるんだろうがな…」

杏寿郎…なんだかんだ言っても
成瀬さんには敵わないと思ってるから
毎回ちょっと拗ねたみたいになるもんな

てか…成瀬さんに勝てる人って
この世界に存在してるのかな??とかって
私は思わなくもないけど…
こんな感じの杏寿郎を見れるのも
それはそれで珍しい感じだから

拗ねてる杏寿郎には悪いけど
毎回ちょっと可愛いなって思っちゃうけどね

「でも…、杏寿郎…好かれてるじゃん」

「あのなぁ…、単に好かれてるって
そんな、簡単なもんじゃないからな?
好かれはしてるかも知れないが、
同じぐらい…嫌われてるか、恨まれてそうだしな」

スルッと杏寿郎が下から手を伸ばして来て
その杏寿郎の指先がみくりの
頬をスルスルと撫でつけて来て

「哀れで…可哀想な旦那さんを、
奥さんがイイ子イイ子して
慰めて、可愛がってくれるんだろう?」

「別に…。そんな事、言わなくっても。
今日は…杏寿郎のお誕生日なんだもん。
杏寿郎が…、したい様に…、
するつもりで居るけど?」

「なら…、奥さんから…キスしてくれ…俺に」

ベッドの上に寝ころんでいる杏寿郎の上に
跨ってみたはいいけど…
これ…身体…屈めると…
杏寿郎の身体に…自分のお腹…
押し付けちゃう感じになっちゃいそうだな

「お腹…邪魔になっちゃいそう…かも。
あ、乗らなかったら良いんだ。
こっちが…ちょっとずれたらいいのかも」

上に跨るのは諦めて
杏寿郎の身体の隣に位置取ると
そのまま自分の腕を支えにして
お腹がつかえない様にしつつ
杏寿郎にキスを…して行く

キスをしながら…手を伸ばして
その厚い胸板を撫でていく


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