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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



注文してその頼んだ商品が
トレーの上に乗せられて行く度に
しまった…って後悔してしまったんだけど

そんなに価格的には高く無くて
ファーストフードの一般的な価格だったんだけど

これ…お店もアメリカンだけど
ハンバーガーのサイズもドリンクの量も…
アメリカンなボリュームだな

杏寿郎が頼んでたルートビアって名前の
見た目がまんま黒ビールのドリンクの
味がどんなの…なのか気になるな
それもお店のロゴのジョッキに入ってるから
ますますビールみたいだな…ルートビア

「奥さんはルートビアが気になるのか?」

「いや、ガイドブックにも
飲めるのは沖縄だけって載ってたけどさ…
でも、その量でしょ?飲めなかったら
悪いなぁって思って…頼まなかったんだけど」

杏寿郎が言うには
このルートビアと言うのは
見た目はちゃんと泡も出てて黒ビールみたいで

名前にも『ビア』とついているが
分類的には炭酸飲料になるらしく

19世紀にアメリカで生まれたとされていて
root(ルート)=根,beer(ビア)=ビールで
熱帯に生育しているサルサパリラと呼ばれる
つる植物の根や根茎が原料になっているらしい

その他にもバニラや桜の木の皮や
リコリス(甘草)の根の部分や
シナモンや蜂蜜等を原料にしていて

その成分の分量にも明確な決まりがなくて
そのルートビアを作っている
メーカーごとのオリジナルになっている

「味見…してみるか?ルートビア」

「うん、味がどんなのなのか…気になる」

「そうだな…、味は好みが二分する味らしいぞ?
飲むサロンパスって呼ばれてるな」

「いや、せめて…飲み物に例えようよ。
サロンパス…飲めないよ…、
サロンパスは貼るもので、飲む物じゃないじゃん」

広い店内は座席の数もかなりあって
座席その物もかなり余裕があるから
ゆったりと寛いでハンバーガーが
頂けそうな感じになっている

「他にも、ルートビアの味は
サージカルテープとか、接着剤って
言われてるらしいぞ?飲んだ人の中では」

日本人には口に馴染みが無さ過ぎる味…
と言う事で良いのだろうが
どうにも…どれにしても
食べ物を例える味じゃないな…

適当な座席に腰を落ち着けると
先に味見して良いぞと
そのもう…味の想像がつかない
未知のルートビアのジョッキを
こっちのトレーに乗せてくれるので



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