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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第114章 今年の旦那さんの誕生日は… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「お誕生日…、お天気にも
お祝いして貰っちゃってるね」

沖縄は今は梅雨の筈だが
お天気には恵まれている気がする
杏寿郎は晴れ男だから…
梅雨の沖縄も晴れさせてしまったんだろうけど

星のや沖縄のある読谷村を後にして
”沖縄らしい所へ行こう”と言われて
海沿いの道をずっと走っているのだが
FM沖縄のラジオをBGMにして
快適なドライブをしていると

ホテルを出発して30分程で
沖縄らしい場所…と杏寿郎が言っていた
景勝地である万座毛に到着する
万座毛と言えばの象の鼻の様な断崖を
バックにして2人で写真を撮って
歩いて10分もあれば見て回れるので

他の観光客もまばらにしか居ない
万座毛の駐車場の所に
建ち並ぶ昔からのお土産物屋を見て
奥さんが自分の母親と俺の母親に
トンボ玉のストラップを購入していて
お土産物屋もおばちゃんが
買ってくれたサービスにと言って
赤いハイビスカスの造花のヘアピンをくれて

被っている帽子のリボンの所に
そのヘアピンを挿して置いた

「より沖縄感が増したな、奥さんの」

「そう?沖縄っぽい感じする?」

「さて、じゃあ、自販機で
飲み物でも買って、ドライブするか…」

ちょっとした運転の休憩には
丁度いい感じの場所だったな
万座毛はみんな知ってる
定番中の定番の観光地だし

再びレンタカーに乗り込むと
万座毛を後にして
更に本島を北上して行く

万座毛から車を20分程北上させると

リゾートホテルが立ち並ぶエリアについて

杏寿郎がウインカーを出して
あるリゾートホテルの駐車場に入って行って

「杏寿郎、ここさ…あのホテルってさ」

「ああ、あそこに見えてるのが
リゾートホテルのブセナテラスだな。
俺達が今から行くのは、
あの奥に見えてる海の中に
突き刺さってる、白い灯台みたいな方な」

ブセナ海中公園の中にある
海中展望塔に行こうと
杏寿郎が言って来て
広い敷地を巡回している
無料のシャトルバスに乗って
駐車場から敷地の端にある
海中展望塔の前まで乗せて貰って

その展望塔のすぐ近くから
グラスボートも20分間隔で運行してるらしく
セットの券がお得だと言う事で
海中展望塔とグラスボートのセット券を購入して

海中へと伸びる塔の細い階段を降りて
360度どの方向にも設置されている
小窓の様なのぞき窓から
ちょっとした海の中の散歩を楽しむ
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