第113章 今年の旦那さんの誕生日は 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「もう…1回…、素敵な旦那さんと…
そうしたい…なって、思っただけ…だよ」
「そうだな…、結局
ベッドでせず終いだったもんな。するか」
そう言って…那覇での夜を…
夫婦でゆっくりじっくりと満喫して
最初の沖縄の夜は…更けて行った
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目を醒ます…と…
知らない部屋の知らない天井が見えて
背中の下の感触も知らないベッドの物で
ぼんやりした頭でしばらく考えて
ああ そうだったッ…
沖縄に旅行に来てたんだった…ッ
「おはよう、奥さん。眠れたか?
着替えたら用意して、朝食に行こう」
こっちが起きる前に起きていたらしくて
もう私に薄目にしたさんぴん茶を
自分にはコーヒーを既に淹れていたらしく
洗面を済ませて シートパックを
顔の上に乗せながら
キャリーバックを開いて
中から今日着る服を取り出すと
ベッドの上に置いた
「奥さん、外…見てみてくれないか?」
そう言って杏寿郎が
ジャッと音を立てながら
部屋の窓のカーテンを開くと
外は青空が広がっていて
「わぁ、お天気だったんだ~」
「今日の那覇の天気は一日晴れの予報だぞ?
最高気温は25度、最低気温は20度
朝の7時の気温が、22度だな…」
「沖縄は紫外線が本州より強いし、
紫外線対策しないと…だね。
妊娠中は紫外線による、
シミとかそばかすができやすいんだってさ」
「だったら、後ろに塗るか?日焼け止め」
「えっちな塗り方しない?」
朝からそんなやり取りをしながら
着替えをして紫外線対策もして
きっちりとメイクも整えると
沖縄の紫外線対策には
薄手のUVカットのパーカーと
大きめの帽子は持って来たんだけども
帽子はまだ…ここでは要らないけど…
「じゃあ、朝食食べに行くか…」
自分達の部屋を出てホテルの1階まで
エレベーターで降りると
沖縄の方言で太陽と言う意味の
ティーダと言うレストランに着いた
「ねぇ、ねぇ、杏寿郎…ティーダだってさ」
「分かった、分かってる、
奥さんの言いたい事は…あれだろ?
最後かも知れないから~の下りだろ?」
このティーダの売り…にしてるのは
約40種類の具材を好きに組み合わせて
自分の好みにカスタマイズが出来る
バーガーステーションで
お好みのバンズに具材を挟んで
好きなソースで味付けをして
自分だけのハンバーガーを