第24章 1時間と30分 お相手:煉獄杏寿郎
彼が私の身体に寄りかかって来て
汗をぐっしょりと掻いたその体に
両手を回して受け止める様ににして支える
ふいに私に寄りかかっていた彼が
顔を上げると
「一時間…か」
そう漏らすようにして呟いて
「前にここでした時は、
30分と30分だったが…」
「が、それが…、
どうかなさったんですか?杏寿郎さん」
「今日は…、幸か不幸か。
俺はこの後仕事が無いのだが
…どうだろうか?」
「その。どうだろうか…と、
仰いますのは…その」
「この後、もう一回
どうだと言う意味だが?」
と満面の笑顔で言われてしまって
やっぱり 私は
彼からの申し出を
断れないのだろう
1時間と30分
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この度は、ひみつのひめごとの
ピックアップを押して頂きまして。
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皆様に、細やかなお礼の意味を込めて。
この度はありがとうございました。
そして、安定の変態で
すいませんでしたぁああっ。