第113章 今年の旦那さんの誕生日は　前編　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

さんぴん茶…ジャスミン茶も好きだけど
また違ったおいしさがあるよな～
でもカフェインが入ってるから…
沖縄ならどこ行っても飲めるけど
飲む量は…控え目にしないと…なぁ～と

さんぴん茶の事を考えながら待っていて

しばらくすると杏寿郎が戻って来て

今日泊まる客室へ移動する

「びっくりするほど、
リーズナブルなジュニアスイートだから。
あまり期待はしないでくれるか？」

エレベーターで１２階に移動して
エレベーターを出ると

廊下が…真っ赤…でびっくりした

「杏寿郎ッ。赤いよ？廊下真っ赤だよ？」

エレベーターを降りた途端に
壁紙も天井も床のカーペットも赤くて

9階までは真っ青らしくて
１０階からは真っ赤になって居るらしい
青は沖縄の青い海を
そして赤は燦々と照る太陽を
それぞれに表しているのだそうだ

そうドアの前で杏寿郎が言って来て
いつも泊ってる部屋の半分ほどと
ここの部屋の料金を言って来て
ドアを開いて中に入る様に促して来て

部屋の広さは５１平米だと
杏寿郎が言って来て
この間のヒルトン福岡シーホークの
パノラミックスイートが５３～５５だったで
ちょっと…だけ手狭…と言う感じの広さだが

落ち着いたベージュのカラーで
部屋の全体が統一されて居て
大きな５人ほど座れそうなソファと
1人用の椅子が２つあって
丸いテーブルが間にある

ベッドも大きめのベッドが２つ
ぴったりと並んで配置されて居て
とても雰囲気のいい綺麗で清潔感のある
落ち着いてゆっくり出来そうな部屋だった

「新しいホテルなだけあって、
部屋がピカピカで綺麗だな」

まだオープンしてから２年にならない
新しいホテルらしく
あっちもこっちもピカピカだ

「こんなに、広々として
ピカピカのホテルなのにそんなに安いの？」

「沖縄は、リーズナブルに
良い部屋に泊まれるホテル激戦区だからな。
さて、荷物も置いたし、国際通りに繰り出すか」

ホテルを出るとそのまま歩いて
国際通りにある私が行きたいと
杏寿郎にリクエストした
インスタ映えしそうな感じの
みくりちゃんが好きそうな

凸凹のワッフル生地で
クレープの様にして
アイスやフルーツを包んである
香港発のエッグワッフルを
食べられるお店を目指して

あっちこっちのお土産物屋に
気を取られながら国際通りを歩く

全長１，６キロの国際通りの