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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第24章 1時間と30分  お相手:煉獄杏寿郎


みくりが傷を
縫合する用意を整えながら

「ここに来るために…、
わざと怪我したりとかは。
忙しいからって、
しないで欲し…いです。
私、ちゃんと、待ちますので…。
大丈夫ですから」

ぽんぽんと頭を大きな手に撫でられて

「この傷は、俺の不注意で出来た物だし。
君にそうする事で、迷惑が掛かるのは
俺だって心得ているつもりだ…。
君がそうして、
俺の立場を理解してくれて
尊重してくれている事は、
ありがたいと感じてはいるが…」

傷自体は小さかったので
2針縫えば十分だったから
処置はすぐに終わって

「傷、縫えましたよ。杏寿郎さん」

「みくり…。
おいで、こっちに来るといい」

そう言われて
杏寿郎が腕を伸ばして来たので

言われるままに みくりが
その腕の中に納まると

ギュッとその腕の中に包まれて
抱きしめられる
彼の体温と匂いを…感じて

こうして貰うのも
しばらくぶり…だったんだと気付いた

抱きしめていた手を片方外すと
その手をみくりの頬に添えて来て

「いいだろうか?
…みくり。君にそうしても?」

口付けをしてもいいかと
そう確認を取られて
杏寿郎の問いに頷くと

そっと 唇が重ねられる

そのまま 何度も角度を変えて
口付けを繰り返されて

ただ 触れるだけの口付けなのに
触れた所からビリビリと痺れるような
そんな 気持ち良さが生まれて来て


もっと したいなって

この 触れるだけのやつじゃなくって

もっと 深い方の…やつ

と みくりが考えていると


ヌルリ…と彼の舌が
私の口の中に押し入って来て
歯列をなぞって行く

そのまま丁寧に口の中を
彼の舌に舐め上げられて行って

上顎の裏や舌の裏まで…

「んっ、…ふぅ、ん、んんっ…」

今日… いつもよりも
長い… 気がするっ
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