第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
恥ずかしがり屋の奥さんは
いい加減に慣れてくれても良いのに
こんな感じのリアクションを
時々俺に返して来ては
自分でまた恥ずかしがって
恥ずかしいスパイラルに自分でハマって行くので
俺はその奥さんが恥ずかしいスパイラルの
深みにハマって行く様子を
楽しませて貰って居るんだが…
「その…、妊娠中のセックスでもな、
君には無理はさせたくはないし、
感じて乱れて貰いたいからな、俺としては」
「やあぁあっ、杏寿郎の馬鹿ぁ~」
ボスボスと枕で
奥さんに顔を叩かれてしまって
自分の顔に押し付けられている枕を退けると
「俺としては…、奥さんに
ああ言って貰えて、嬉しかったがな?
むしろ、いつも…、あんな風に
俺を何度も呼んで、
気持ちいいって言いながら
好きだって言ってくれてもいいんだぞ?」
「嫌あぁあっ、忘れてぇえっ
その記憶を失ってぇええっ、
それも、今すぐ…にっ、…忘れてぇ…」
そう涙目になって
こっちに訴えかけて来る
可愛い奥さんをまた抱きたくなってしまって
そのまま自分の身体の方に
みくりを抱き寄せて抱きしめると
「なら…、俺にいい考えがあるぞ?奥さん」
いい考えがあると俺が提案すると
ぱちぱちと大きなちょっとたれ目の目を
みくりが瞬かせていて
「いい考えって?」
「だったら、今度は俺が
何度も奥さんの名前を呼びながら…、
何度も、好きだって言えばいい。
ああ、勿論あれだぞ?」
杏寿郎が耳元に口を近付けて来て
その吐息が耳に掛かる程に寄せると
「君の中…は、
気持ちいいな…って言いながらな?」
「いやあッ、ダメッ、
…それはそれでダメぇえっ」
「それはあれか?奥さん可愛いが
抜けてるから、ダメだって意味だな?」
そう言って杏寿郎がニコニコとしていて
今度はこっちが好きだとか
可愛いとか言われてされる番だと
杏寿郎が言って来て…
結局… 甘い言葉を囁かれながら
杏寿郎に可愛がられてしまって
「みくり、可愛い…ッな、君は」
「ダメッ、言っちゃ…やっ…」
「俺にそう言われて、ここを
締め付けてしまってるのにか?
みくり、…好きだ…、可愛い」
こんな…風にして…
ハウステンボスで過ごす…
夫婦の夜は…更けて行った
九州に行ってきました!その1
ー 終 ー