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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第24章 1時間と30分  お相手:煉獄杏寿郎


みくりは内心複雑な心境でいた

新しい負傷者が運ばれて来るとの
連絡が届いて

受け入れのできる病床の準備を
していたのだが…

空いている病室に
ベットを4つ
用意して置いて下さいと
しのぶちゃんに言われて

アオイと一緒に手際よく
シーツを掛けて行く

「どうかなさいましたか?みくりさん」

みくりの様子がおかしいと
気が付いたアオイがそう
声を掛けて来て

そう 私が
白衣を着ているのにも
関わらずに

こんなにも 動揺している…
その原因は…

他の何でもなくて

恋人である 杏寿郎と
致した… 病室だったからだ

ベットが混み合う事もなくて

あれから…って使用の目的が
違ってたんだけど
この病室を使う事は
なかったんだけども…


「みくりさん。アオイ。
ベットの準備整いました?」


いつもよりも少しばかり
しのぶの声も緊張して居る様で

「はい、ほぼ整ってます。
もう、到着する感じ?しのぶちゃん。
重症の負傷者が居そう…?」

新しい情報が入ったのかと
しのぶにお伺いを立てると
にんまりとしのぶが
不敵な笑みを浮かべて来て

「大した事は皆さん無さそうなので、
一応の経過観察の入院になりそうです。
隠の情報によれば負傷者は4人。
3人は私とアオイで診ますから、
みくりさんには、
軽傷者を1人お任せしても?」

「軽傷って縫合?」

「ええ、小さな傷みたいなので…、
お任せしたいのですが?」


本来なら
医療行為に該当するので
創部の縫合は看護師には出来ないが…

お館様からの特例を受けて
鬼殺隊士にのみ
私はそれを許可して貰っていた

しのぶちゃんにも
みくりさんの縫合は

”下手な開業医よりもよほど上手だ”と
お墨付きを頂いている

だって 沢山

私だってコンニャクや
鶏肉を縫って来た訳じゃないしね
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