第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「コラ、待てぇ。みくりぃ。
あん事、話したくてウズウズしてたのは、
知ってらァ、今は伊黒が喋ってんだろ?」
みくりが伊黒の話を遮ろうとしたのを
むんずと不死川がみくりの頭を掴んで止める
「やああぁん、頭ぁ
頭、ぐりぐりしたら痛いぃいいっ」
「馬鹿ッ、お前ぇはうるせぇんだよ。
ちったぁ、我慢しろォ。で、伊黒…
コイツが邪魔して悪かったなァ」
伊黒に対して話の続きを話す様に
不死川が促して来て
「だったら、成瀬さんが…
甘露寺に自分の店を出さないかと
出店費用を出資してくれると
申し出てくれたからな…」
「そうなの~。素敵な
マンションも近くに建設中だから。
そこが完成したら、お引越しするのよ」
そう言って蜜璃が
新しい生活を脳内で思い描いている様で
うふふふと笑みと声を零していて
「みくりちゃん達も、
あっちにお家…建てるんでしょ?
成瀬さんが言ってたもの、
とっても素敵なお家になるって。
また、お家が完成したら見に行きたいわ」
そうだった…前に九州に行った時に
伊黒と不死川と木崎先輩を
引き抜く話をしていたし
俺があっちに行く話は
炭治郎を…ヘッドハンティングして
俺の下につけてくれるならって条件を出したから
「そろそろ、いいかァ?
コイツの話も…聞いてやってくれや」
話をしたくてウズウズしてる
みくりの話を聞いてやってくれと
不死川がそう言って来て
「実はっ…、私、転職致しましたっ」
そうみくりが話をして来て
家の自動車整備工場の事務を辞めて
趣味のグリッドガールは続けてるらしいが
新しくラジオのお仕事をしているらしく
来月からパーソナリティデビューするらしい
実は地元のラジオ局のスタジオが
神南港市の人工島の
スタバのすぐ近くにあって
公開収録をしてるんだけど…
「なぁ、不死川…。その…、ラジオの
パーソナリティの仕事の事なんだが…」
「ああ、それかァ?こっちのラジオ局で
研修するみてぇなもんだなァ。
俺んとこも、伊黒んとこと同じマンションに
引っ越す予定にしてっからよォ」
「木崎さんも…こっちに、中条の会社に
一緒に、来る事になってたのを忘れたのか?」
俺もその話を聞いてたのだから
そのヘッドハンティングの話は知ってるが
大分具体的な話になってたんだな…
「私のサロンで、みくりちゃんの
ラジオ流すわね♬」