第110章 九州に行ってきました!その1 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ピンク色の海外旅行並みの大きさの
120Lくらいのサイズの
キャリーバックを持った
蜜璃が小走りになりながらこちらへ
駆け寄って来て
その後ろからはその蜜璃とは対照的に
日数の割に小さい黒と白の
ストライプ柄のキャリーバックの伊黒が
ゆっくりと歩いてこちらに歩いて来て
「伊黒、君は、時間通りだな」
「まぁな。当然だ。ん?
まだ、不死川達は来ていないのか?」
「ああっ、そうそう、みくりちゃんね。
もうちょっと遅くなるって言ってたわ。
でもでも、新幹線の時間には間に合うって」
自分達が到着したのに
まだ不死川とみくりが来ていないのを
伊黒が尋ねると
まだ遅れそうだと蜜璃が言って来て
蜜璃がみくりの周りを
ぐるぐると回って
上から下まで360度こっちを
確かめる様にして見て来て
「きゃあぁぁん、お腹、服の上からでも
目立つ感じになってるのね。素敵ッ。
もう、どっちか分かってるの?
男の子?女の子?お腹触ってもいいかしら?」
「うん、この前の健診では…まだどっちか
分からないねって言われたんだけどね…」
よしよしとみくりが
自分のお腹を撫でていて
「そんなに目立ってる感じもないし、
顔も…穏やかな感じだし、女じゃないか?」
そう腕組みをしながら
伊黒がこちらを見ながら言って来て
「職場の…同僚の人とかにも…、
女の子じゃない…って言われてるんだけど…」
「別に俺は、どっちでも良いがな」
「それよりも、座ってなくても良いのか?
新幹線が来るまで、あそこに座ってたらどうだ」
そう何故か 伊黒さんの方に
気を遣われてしまって…
不死川さんとみくりちゃんが来るまで
ベンチに座ってなさいと座らされてしまって
私だけ座っていて他の3人が立ってるから
私が圧を掛けられて居る様な
そんな光景になって居るのは気のせいじゃないはず
「それにしても、みくりちゃんと、
不死川さん遅いわね…。後、5分しか無いのに」
「甘露寺は、ここで煉獄たちと居ればいい。
俺がちょっと、その辺の様子を見て来る」
そう言って伊黒が不死川達の様子を見に行って
その場に3人で残されてしまったが
「相変わらず、伊黒は…甘露寺に甘いな」
「そっそぉかしら?そうなのかな?
わ、私は…、その…、伊黒さんの…
そんな…所が…その、素敵だなって思うのッ
伊黒さん、優しいから」