第108章 やっぱり花より団子ですか?後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「キス…は、好きなだけ…か?」
スルッと後頭部を支えていた手が
項の方へ滑り降りて来て
ビクッと反応して身体が小さく跳ねる
「杏寿郎の…キス、好き…だし…、
もっと…、して…欲しい…ンッ…」
「観覧車では、キスは
するなって言って無かったか?」
「そっ、それは…、あそこから
動けなくなちゃうからで…ッ、んんっ」
唇の間から杏寿郎の舌が
口の中ににゅる…と滑り込んで来て
「んっ、ふ…、あ…んっ…、杏寿郎…ぉ」
身体を支える様に背中に添えらえていた手が
スルスルと背中を滑り降りて
腰の辺りに辿り着いて
仙骨の上に添えられると
ビクッと腰がその熱に反応して跳ねるし
そのままナデナデと仙骨を
円を描いて撫でられてしまって
じわじわと熱が仙骨から
子宮に向かって広がるのを感じる
「んっ、あんっ、んぅ、
はぁ、やっ、腰…、一緒にしちゃ…やっ」
「腰…、そんなにいい声を
出して置いて、嫌なのか?」
キス…されながら仙骨を
ナデナデと撫でられるだけで
頭の中が浸食されて溶けて行くみたいになるし
腰は腰でジンジンとして熱が募って
甘イキしてるみたいな状態に
ずっとなってしまうのに
甘イキの様な感覚を繰り返すから
焦れに焦れて発散しきれない熱を
子宮の中にため込んで 疼くだけで
行き場のない快感に身体が震えだす
イッ…ってる 確かに
イって…はいるのに…物足りなくて
疼いて焦れる感覚を強烈に感じて
満たされないし熱を拗らせるままで
その強烈な身体の疼きを持て余すだけになる
苦しいと切ないが頭の中も
ぐちゃぐちゃに混ぜ合わせて行って
ぐるぐると混じってマーブル模様になって
その中にその疼きを満たさない
申し訳程度の快感が混じるのだ
弄られれば弄られる程に飢えるのを感じる
イッった端から飢えさせられて
満たされない無限ループにハマってく
「んぅ、ふ、はぁ、ん、ん―ンッ
ん、やぁ、腰…、も、ぅ、赦して…ッ」
そうする事を赦して止めて欲しいと
その赦しを乞うてみた所で
こっちがそこをそうされると
こうなるって事も知ってるんだから
「赦してしまうには…、まだ早いな…」
「んやぁあっ、意地悪ぅうっ、
腰は…んあぁ、ダメって…、アンッ
ダメなんだよ、ダメッ、んんっ…」
「もうちょっと…、そのまま…
我慢して…くれ、奥さん…ッ。
俺が…君で…もう少し…」