第107章 やっぱり花より団子ですか?前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
2023年4月1日
4月5日になると
妊娠22週になるのだけど
昔は22週の壁と言うのがあって
妊娠22週以前は流産
22週以降を早産と分類するらしく
この話もいつもの例にもれずに
あの200gのハンバーグの友人に聞いたのだが
現代の医学の進歩でこの22週以前の
時期に生まれてしまったとしても
生存できる可能性はぐんと上がってるから
そう言うの気にしないのがいいよ~って
そんな話をこの前今21週なんだよって
そんな話をしたら言ってたんだけども
妊娠22週頃の赤ちゃんの体重は
350~500gになっているらしいので
200gが…大丈夫なんだったら…とかと
そんな事をついつい考えてしまうんだけど
大分お腹が目立つ様になって来たし
自分の手持ちのパンツの
サイズ調整が出来るアジャスターは
買って使ってるけど
そろそろそれも限界かなって感じてる
自分の身体を横にして
サイドからの身体のラインを
鏡に映して確かめていると
その鏡の中に不思議そうな顔をしながら
こっちを見ている
鏡の中の杏寿郎と目が合ってしまった
「みくり、何してるんだ?
また、お腹…目立って来たか?」
「安定期に入って、胎盤が完成したらさ。
赤ちゃんが成長するスピードが
それまでよりも、速くなるんだってさ。
ねぇ、杏寿郎、明日、日曜日でしょ?
お買い物…行きたいなって」
「買い物か?だったら、どうせ
出るついでなんだ。あそこに
また行かないか?ロピア。
昼飯をロピアで弁当買って。
そのまま、河原にでも花見しに行こう」
丁度今が この二田の辺りは桜が満開で
この週末がお天気も良くて
絶好の花見日和だから
買い物に出るついでに花見をしようと
杏寿郎が言って来たので
5000本以上の桜の木が
川沿いにずーーーっと植わっている
二田さくら回廊に行こうと言って来て
全長約30kmの桜の回廊は
桜を見ながら散歩をしてもいいし
自分達の思い思いの場所で
ビール片手にお弁当を広げてもいいし
その二田さくら回廊のすぐ近くにある
市民の憩いの場である公園にも
桜の木が沢山植えてあるから
そっちの公園でお花見を楽しむ人もいるだろう
「お花見…丁度、
桜も綺麗に満開になってるし、
この週末じゃないと、できないもんね」
「来週も、奥さんと一緒に
花見するつもりなんだがな俺は」