第106章 夫婦のホワイトデーは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
2023年 3月20日
AM 6:15…
「んんっ…、朝?」
アラームをセットせずに寝ていても
何時も起きる時間の前後ぐらいには
大体一度は目が醒めるので
自分のスマートフォンで時間を確認しようと
自分のスマートフォンを探すが
近くには無い様で
ああ そうだった…昨日…
お風呂上がってからそのまま
こっちに上がって来たから
スマートフォンは下に置いたままで
部屋の壁の時計で時間を確認する
杏寿郎が…朝にお風呂に入ろうと
言っていたからお湯張り…して来ようかな
そう思って ベッドから出ようとすると
ぎゅううっと杏寿郎に抱き締められてしまって
そのままベッドの中に留まらされる
「んっ、ちょ…と、杏寿郎…」
朝の生理的な反応で
お元気になっているその部分が
こっちの身体に当たっている訳で
朝にもしたがる旦那さんには
週末なら朝も良いと言う許可をしているから
掴まってしまったのであれば
もう朝から頂かれるのは
もう何度も経験済みなので知っている
現にその手がこっちの
身体を弄って来ているし
身体に硬くなったソレを
グイグイと押し付けられているから
「んんっ、ねぇ、杏寿郎…、
お風呂…入るんじゃ…無かったの?」
「大丈夫だ、してからでも
ゆっくり入れる、時間があるしな」
結局そのまま
杏寿郎に抱かれるままになって
朝から2回…致した訳ではあるが
今は… 海が見えるテラスの
天然温泉の湯船に
杏寿郎と一緒に身体を流して浸かりながら
朝の海を一緒に眺めている
「良いもんだな、
奥さんと一緒に入る朝風呂は」
「うん、気持ちいいね」
「そうだな、朝から運動した後だし、
気持ちいい…もんだな?」
そう何ともあっちの方向の
含みしか無い様な事を言って来て
バシャと杏寿郎の顔に
手でお湯を跳ねさせて掛けると
ぷいっと視線をみくりが逸らせる
ゆっくりお風呂にする時間があるとは
杏寿郎が言っていたが
確かにゆっくりお風呂に浸かってるけど
こんなにゆっくりしてていいのかな?
「さて、俺は…この景色を
ゆったりと眺めながら
朝のコーヒーでも飲むか…。
奥さんはその間に、
着替えて支度してくれるか?」
杏寿郎が言うには
朝食は指定の食堂に
食べに行くらしいので
風呂から上がったら支度する様に言われて
一緒に露天風呂から上がると