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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



いいも何も

もう一回する気満々なのに

杏寿郎も杏寿郎のそちらも

まぁこの旦那さんだもんね

杏寿郎を旦那さんにしたんだから
それは仕方ないと諦めるしか無いか


―――…とかと 考えつつも


いいよって許可しちゃうから
私も大概って事で
何だかんだで 私と杏寿郎は
お似合い夫婦なのかも知れないなって


そのまま後ろから杏寿郎に抱かれて



ーーー
ーー




済んだ後に
春先はまだ朝晩は冷えるからなと
促されながらパジャマを着せ直されて

一緒のベッドで身体を杏寿郎に
抱き締められたままで

杏寿郎の体温と匂いを感じて

包み込まれたまま

段々と意識がまどろんで来て




そのまま 眠りに落ちて行っていた



「おやすみ、みくり」

ちぅ…と自分の額にいつもの
おやすみなさいのキスを貰って

「んっ…、お…、や…す……」


おやすみって杏寿郎に言いたいのに

こっちからもおやすみって返したいのに


自分の口も動かせなくなっていて

すぅ…と 寝息を立てて

心地のいい夢の世界に旅立って行ってしまう




こんな風にして

お約束通りになりつつも

私達夫婦のホワイトデーは……



伊根の舟屋での夜を

杏寿郎と二人で過ごした








夫婦のホワイトデーは 中編

              ー 終 ー

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