第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
良くある大きさの例えの
東京ドーム〇個分と
甲子園球場〇個分の話をしていて
「そもそも、甲子園も
東京ドームも1つだけだがな。
何ヘクタールとか言うよりは
広いなって言うのが伝わりやすいんだろうがな」
「でもこれってさ、
関西か関東かの違い?
他の地域に行くとさ、地元の
○○ドーム何個分とかってなるの?」
そんな風にみくりが
素朴な疑問を言って来て
東京ドームの〇個分とか
甲子園の〇個分は聞いた事があるが
その他のドームが例えに出た記憶がない…な
「あんまり、そんな事を
考えた事も無かったな。
とりあえず、大きいんだよって
言う感じの事が伝われば良いんだろうしな」
そんな話を杏寿郎としている間に
車は丹後王国 食のみやこの
これまた大きなスペースの
駐車場に繋がるゲートをくぐって
車を停める場所を
杏寿郎が駐車場を徐行運転しながら
車をめぼしい場所に止めると
王国と言うだけあって
お城の様な感じの建物のゲートをくぐって
丹後王国に入国する
そのまま冬場はライトアップを
して居ると言うメインストリートを抜けて
羊やヤギなどの動物がいるエリアの先に
クレープやジェラートや
タピオカスタンドがあって
その先に進むと
建物に囲まれたちょっとした
広場の様な場所にでて
この広場を囲む様にして
飲食店が複数配置されている様だった
それぞれの実家へのお土産は
帰りに買おうと言っていたので
その中にあるレストランの中から
どこが良いかと杏寿郎が聞いて来て
その中の石窯焼きの
ピザが楽しめるレストランにして
丹後の郷土料理の丹後ばら寿司と
シーフードのピザと
自家製のソーセージのボイルと
海鮮丼も注文し腹ごしらえをすると
アンテナショップで
それぞれの実家への
土産を購入して配送の手続きを済ませて
駐車場に戻ると
「すぐそこだしな、寄ってくだろ?琴引浜」
「でも、昨日は雨だったし…
今日は行っても砂は鳴かないんじゃない?」
「鳴き砂の音は楽しめなくても、
海岸の散歩なら楽しめるだろう?
ここからなら、車で10分ほどだしな」
食のみやこからは
琴引浜へは車で10分程度で
昨日の雨の所為で
きっと今日は名物の鳴き砂も鳴かないから
今日は日曜日で天気も良いが
訪れている人も少ないかも?と思って
杏寿郎の提案に応じる事にした