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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第105章 夫婦のホワイトデーは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



2023年 3月19日

AM 7:15

明日は有休を夫婦で取得したので

今日もお泊りするんだけど
今日はどこに泊るのかな??

昨日はお天気が残念だったけど
今日はお天気みたいだな…と
カーテン…全開のままだった
ドームテントのクリアな部分から
みくりが空を眺めながら
そんな事を考えていて

朝食は地元の和牛を使った
牛肉100%のパティの
ハンバーガーがバスケットに入って届いて

外のウッドデッキで食べようと
杏寿郎が言っていて
自分はコーヒーを淹れに
キッチンの方へ行ってしまって

サラダとコンソメスープに
フルーツヨーグルトと
オレンジジュースと牛乳が付いて来て

朝食を済ませると
今からここをチェックアウトする前に
出掛けようと杏寿郎が言って来て

こんな時間からどうするんだろうと
みくりが思って居ると
杏寿郎がここに泊まりたかった
理由がある事にあるんだけど
そのある事に関して
成瀬さんが配慮してくれたからとだけ

意味が分かる様で分からない
そんな説明を受けて
管理棟まで一緒に行くと
送迎の車に乗る様に促されて

そのままその車に乗り込んで
車でそこから10分もしない場所にある

個人の家…の隣にある
ビニールハウスに案内された

ビニールハウスの持ち主らしい
おじさんが出迎えてくれて
何でも話を聞くと
成瀬さんの経営してる
グランピング場の宿泊客だけを
対象にしているいちご狩りの
契約農家さんらしくて

週末は大盛況なのだそうだが

成瀬さんから特別に…
他のお客さんが入る時間の前に
いちご狩りをさせてくれる様にと
依頼を直々に受けていたのだそうだ

いちご狩りのいちごは
私の大好きな紅ほっぺと

ここのいちご狩りは3色いちご狩りらしく

贈答品とかでしかお目に掛かれない
珍しい真っ白ないちごと
ピンク色のいちごである桃薫が
一度に味わえると聞いて
朝からテンションが上がったのは
言うまでも無く

「宿泊客だけが、オプションで
申し込めるんだがな。いちご狩り」

「要するに、杏寿郎がつけてくれてた
オプションに、成瀬さんが
更にカスタマイズしてくれたって事?」

農家のおじさんが
いちご狩り用にではなくて
販売用に栽培している
別の品種のいちごも食べるかと
声を掛けて来てくれて

「いいんですか?いちご…ッ」


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