第102章 夫婦のバレンタインデーは…後編　お相手：煉獄杏寿郎　現パロ

杏寿郎の足の上に
自分の身体を預けながら
乱れていた呼吸を整えつつ
まだ自分の中で杏寿郎のペニスが
脈打ちながらも精液を吐き出すのを感じていて

後ろから杏寿郎の手が伸びて来て
サワサワとお尻をその手が撫でて来て

「ひゃっん、やぁあぁんッ、
お尻…っ、触っちゃ…ダメッ…んんっ」

触れるか触れないかの
フェザータッチで両手で
杏寿郎がお尻を撫でて来て
その度にびくびくと身体が反応して跳ねて
その度に自分の中の杏寿郎を締め上げるから

ズンッと腰を打ち付けられてしまって

「あああぁあんっ」

「…―――く、ハァ、…ハァ…ッ、
奥さんは…、妊娠してるのに…、
まだ…、妊娠する…、つもり…か？」

「妊娠中は…、妊娠しませんっ」

自分でも言ってる意味は
お互いに分かるけど
意味の分からない事を言ってしまって居て

「二重妊娠か…」

「人間には…できないよぉおおっ。
カンガルーじゃないんだしっ」

ガバッと後ろで
杏寿郎が起き上がるのを感じて
自分の中から彼のペニスを抜いて
身体を向き合う様にすると

「は？ちょっと待て、前に君から
カンガルーは凄い小さい子供を産む話は
聞いたが、二重妊娠出来る話は聞いて無いぞ？」

「カンガルーとかワラビーとかはね、
妊娠中に、別の赤ちゃんを妊娠できるんだよ。
３頭まで同時に妊娠出来るらしくてね。
子宮も一つじゃないし、その受精卵の
成長をコントロール出来るらしいよ？」

それからね…と言って
またしても俺は…みくりに
詳しく聞かなかったら良かったと思う様な
カンガルーの生態を知らされてしまうのだが

みくりが言うに
カンガルーの様な有袋類の動物は
（ここで驚いたのだがコアラもそうらしい）
複数の膣と複数の子宮を持っていて
雌が複数の性器を持つ様に
雄の方も複数の性器を持っていて
同時に…両方の膣と交尾が出来るらしく…
ホルモンを調整する事で
受精卵の成長を制御する事が出来るらしい

「カンガルーオスは筋肉ムキムキだよね？
ムキムキの雄がモテるんだってさ。
杏寿郎…どうしたの？」

「いや、どうもしない…。
そんな漫画か何かのような事が…
普通に現実にあるんだなと思ってな…」

「４本ある動物もいるけどね？アレが」

そうまたしても
更なる問題発言をみくりがして来て

「４本もあるのか？それが」