第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
お互いの支配欲と
支配されたい欲とが入り乱れて
抽送の度に部屋に響く
性器と性器が擦り合う音に
一緒に混ぜ合わされて溶けて行くのを感じる
色々な感情と欲望と本能と快感が
ぐちゃぐちゃに溶けて入り乱れる
移ろう刹那に感じ取るのも忙しいし
溶けた脳では思考すらもままならない
「んあぁあっ、はぁ、杏寿郎っ…
好きッ、んんっ、ぁあ、んんっ」
頭の中も空っぽになって
真っ白になって
溶けてしまって馬鹿になってしまっても
一番最後に残るのは
気持ちいいって感じる
終わる事のなくとめどなく押し寄せる快感と
杏寿郎が好きって大好きって気持ち
だから…真っ白の世界に溶けた後は
それしか言えないみたいになって
好きって何度も言ってしまう…
「あぁんっ、好きッ…、杏寿郎…」
気持ち良くなり過ぎてしまった
奥さんが何度も好きと言って来る度に
自分の中の支配欲が満たされるのを感じる
自分がそうして感じてる快感を
奥底からのそれが満たしてくれる
その脳が痺れて行く様な感覚に
自分の欲と熱を中に吐き出したいと言う
衝動が一気に膨らんで行くのを感じる
ジンジンと自分の陰嚢の付け根の辺りが
疼いて騒がしくなるのを杏寿郎は感じていて
「みくり…、俺も…、君が好きだ…」
目の前の彼女を愛おしいと思う感情と
自分の意のままに滅茶苦茶にしたいと言う
葛藤が自分の中にせめぎ合うのを感じて
今日もまた…理性と本能の間で
奥さんにそのどちらも煽られて
どうにも 俺は忙しい…な
だが…こんな風に俺を煽るのも
そうさせて搔き乱されるのも…
悪くないと俺に思わせてしまって
後にも先にも… それが彼女だけでいいと
俺に思わせるんだからな… みくりは
「みくり、好きだ…、愛してる…ッ君を」
ズンッと奥までペニスを沈め込まれて
パチュンッパチュンッと腰を深く
何度も沈め込まれてしまって
更にもっと…と
深く深く…繋がる事を求められて
「ひゃぁあっ、んんっ、んあぁ、ああんっ」
グイっと手首を掴まれて
杏寿郎の方へ身体を引き寄せられながら
ズンズンっと腰を抽送される度に
次々にその抽送に合わせて
快感の波が押し寄せて来る
「んあぁぁ、あ、ふ、ぁ、
んぁ、は、やぁあぁあああぁんっ」
ギュウウとみくりの中が
纏わりつきながら締め上げて来て