第101章 夫婦のバレンタインデーは…中編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
2023年 2月17日
昨日 杏寿郎が
今日は自動車で会社まで行って
仕事が終わったらそのまま
デートに行こうと言ってくれたので
2泊分のお泊りの荷物を車の
トランクに積んで
その日は杏寿郎と車で出勤した
そして本日も 例にもれずに
杏寿郎に自分の部署の前まで見送られて
そのまま自分の部署の所で
手を振って杏寿郎と別れた
『……相変わらず、みたいだな。煉獄』
「おはようございます、沢渡係長」
『体調はどうだ?
また痩せたんじゃないか?』
見て無い様で…割と沢渡係長は鋭いな
妊娠関連の本ではそろそろ
悪阻もおさまって来る頃らしけど
ちょっとはましになってる気はすれども
まだ…私の悪阻は…収まっておらず
体重は…妊娠前から増えるどころか
まだ実の所減ってる方ばっかりだったりする
前よりはちょっとは
他の物も食べられる様になってるから
体重の減り方は穏やかな感じだけど
「最近は…減り方も…穏やかになりましたし。
おさまったらおさまってで、
今度は食べ過ぎて
しまわない様にしないとですね。
だるさとか、眠気…とかは、
収まって来た感じがします」
『引継ぎ用の資料は、
予定よりも早めに纏めて置く様にしてくれ。
何かがあって予定よりも早くに
産前休暇に入る事になるか、分からないからな』
「あ、はい…、分かりました。
資料は早めに用意しておきます」
そう言えば…今日は
杏寿郎が終わるのを待たないといけないから
その時間に引き継ぎの資料を
ちょっとは纏めておこうかな?
そんな事を考えながら
午前中の仕事を終えて
杏寿郎がお土産にと買って来てくれた
地元の二田のイチゴファームの
かおり野をタッパーに入れて来たので
小さなおにぎりと玉子焼きと
朝にトースターで焼いた鮭と
それから茎わかめのシーズンになったので
茎わかめとツナの煮物
レンジで作ったホウレンソウのお浸し
常備菜になっているおじさんの
ミニトマトのピクルスを
控え目なサイズのお弁当箱に入れて来た
杏寿郎には同じ物に冷凍庫にあった
鳥のささみで作ったピカタをと
常備菜にしているひじきを入れて持たせて置いた
自分の悪阻はマシになって
来たには来たんだけど
それでもいつも通りに
一食分を一度には食べれないから
自分のお弁当を用意するついでに
杏寿郎のお弁当を用意する様になってる