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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第99章 日輪刀とチョコレゐト バレンタインネタ お相手色々 裏なし



自分の手元に残っているチョコレイトよりも
みくりの口の中で
その体温と唾液と混じって溶けた
チョコレイトの方がより強く
甘い香りを漂わせてくるから

そのチョコレイトの甘い香りに
みくりの甘い香りが混じって
よりどっちの香りも甘く甘く
美味しそうな香りに感じさせてきて

思わず無意識に自分の鼻を
みくりに近づけていて
もっと…その香りを嗅ぎたいって思ってしまう

「もっと、近くで嗅いでも良いか?」

炭治郎は鼻が良いんだから
こんな近くで嗅がなくても…
匂いなんて嗅ぎ取れるはずなのに…

「んっ、炭治郎…近いっ…、距離…ッ」

「嗅ぎたい…、チョコレイトも
確かにいい香りがするけど…。
俺が嗅ぎたいのは…、こっち…みたいだ」

そう言ってその鼻先を
みくりの耳元に近づけて来て
耳の裏と首筋の辺りの匂いを
炭治郎に吸い込まれてるのを感じる

「ん、ダメッ…、炭治郎…、嗅がないでッ」

「…みくりから、…
俺にこうされて、恥ずかしいって匂いと。
俺の事が好きだって…匂いがする…」

「やっ、嗅ぐの…ダメッ。
狡いよ…炭治郎は…全部、
私が…考えてる事、分かっちゃうんだもんッ」

「いいのか?みくり。言っても。
俺が、今…考えてる事…言っても良いのか?
それに…、瞼…今、俺がどうしたいって
思ってるのか、感じてくれてるから。
閉じてくれようとしてくれたんだろう?
みくりも、俺の考えてる事、
ちゃんと、言って無いのにわかってるじゃないか」

ちゅ…と 触れるだけの口付けを
炭治郎がして来て
瞼を閉じてその口付けを受け入れる

「…みくりっ、好きだ…」

ちゅ…ちゅ…っと 触れるだけの
口付けを何度も繰り返して
にゅる…とそっと遠慮しがちに
炭治郎の舌が口の中に入って来て

そのまま…優しいくて

甘い口付けに2人で溺れる

「んっ、んんっ、炭治郎…好きッ…」

「仲直り…で、良さそうだな?みくり」

そう言ってよしよしと
その手に頭を撫でられてしまって

「うん…、ごめんね?炭治郎…
避ける様な事、しちゃって…」

「だったら、そうだな…
仲直りの口付けでも…するか?みくり」



そう言って 炭治郎がくれたのは

する前から分かってる

甘い甘い チョコレイト味の口付け




ー 終 ー
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