第98章 ポリネシアンセックスをする話 後 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「こうしてゆっくり…すると、
奥さんの中がうねるのを…感じられるな」
「んはあぁ、んんっ、あぁ…んっ
言わないでぇ…っ、あぁあぁんっ」
「みくり、気持ちいい…か?」
ギュウウっとその言葉に
みくりの中が収縮して蠕動しながら
奥に招き入れる様に引き込んで来て
普段のセックスの時の
気持ちいいか?とは違う意味を持つ
彼の言葉に自分の中が
そうだよって返事を返して居て
「んぅ、はぁ、気持ちいい…よ?
杏寿郎をいっぱい感じられて、嬉しいし。
繋がってる所から、体温を感じられるし…。
動かされて感じる気持ちいいとは違うけど、
それには…ない、気持ち良さが…あるから…ッ」
「気持ち良く…も、なって置くか?」
そう言ってゆったりとした抽送を
数回繰り返して行うと
繋がっている部分から
快感がじんわりと身体の芯に広がって
甘い痺れの様な…物が全身に満ちて行くのを感じる
「ふあぁ、んっ…ぁあ、あぁぁああ…んッ」
動かしていい3分の時間の中で
数回の抽送毎に甘イキを繰り返している様で
普段感じて居る強烈なオーガズムとは異なる
ゆったりとした穏やかなオーガズムは
こんなに長い時間身体を繋いでいても
声を掠れさせて枯らしてしまう事も無く
ヒューっと喉が鳴る様なまでに
気道を狭めて呼吸を妨げる事も無さそうで
「甘イキだけじゃ…、
物足りないんじゃないのか?みくり」
ううん…っと みくりが
そんな事はないと首を左右に振って来て
「そんな事…、無いよ、息が出来なくなったり
気持ちいいで頭が真っ白になって、
杏寿郎がどこに居るのかも
分からなくなったりしないし。
それにね、杏寿郎とひとつになってるって
ずっと感じてられるし…気持ち良くて幸せだよ?」
ちゅぅ…と キスを杏寿郎が落として来て
「俺も、今は幸せな気分だがな…。
奥さんが我を忘れる程…乱れる姿をな。
見たいとな…思ってもしまわなくもないが。
こんな風に、嬉しそうな表情をしてる君を
見ながらするのも、悪く無いな…」
「好き…だよ。杏寿郎…、好きッ」
杏寿郎の身体に腕を回して
ぎゅうううっと縋り付く
それに応じる様にして
杏寿郎がみくりの身体に腕を回して来て
ぎゅうううっと抱きしめられる
そのまましばらく
抱き締め合ってキスを交わす