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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第95章 ピックアップお礼 ある1月の日 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「上がる前に…お風呂の壁…洗ってから
さっき、出した時に飛ばしたでしょ?」

こっちが余韻で動けない間に
その辺りを風呂用の洗剤で洗われてしまって
どうにも複雑な心境になってしまったのだが

お風呂から上がると
何時もの様にして杏寿郎が髪を乾かしてくれて
一緒に歯磨きを済ませて寝室に向かう

ベッドは既に…暖房で部屋が温まっていて

一緒にベッドに潜り込んで布団を被ると
スマートフォンを見ている
杏寿郎の身体に自分の身体を擦り寄せる

「奥さん…は、もう、お眠の時間か?」

妊娠してからと言うもの…
抗いがたい眠気の所為で就寝時間が
すっかり早くなってしまっていて
ふぁあっとあくびをして眠たそうにしている
みくりの身体に腕を回すと
小さい子を寝かしつける様にして
トントンっとその胸の辺りを叩くと

「んっ、杏寿郎…、おやすみのキス…して?」

「ああ、そうしないと…、
おやすみの挨拶の前にそのまま
眠ってしまいそうか?みくり。
みくり…、おやすみ…」

なでなでと頭を撫でてくれる
杏寿郎の手の感覚が心地良くて
まどろんでいる意識が…もう少しで…
眠りに落ちてしまいそうなのを感じる

ちぅ…と閉じかけていた瞼に
杏寿郎のキスが降って来て

「んんっ、おやすみのちゅー…口がいい…よぉ」

「ん?口が良かったか?
…おやすみ、俺の奥さん」

ちゅ…ぅ…っと触れるだけのキスを
ほんの軽く押し当てて
ゆっくりとその唇から自分の唇を離すと

杏寿郎がそのまま嬉しそうな顔をして
笑たままで眠ってしまっている
みくりの顔を見て顔を綻ばせると

その額に…キスを落として

「おやすみ、みくり。いい夢を…」

もう 眠ってしまっているみくりに
もう一度 おやすみの挨拶をした





ーーーー
ーーー
ーー




そうして… あの後…
しばらくスマートフォンを弄っていて
いつの間にか俺も眠ってしまって居た様で

いつもの時間にアラームが鳴って目を醒ますと

隣で眠って居たみくりの姿は無くて

杏寿郎がベッドから身体を起して
みくりのいるキッチンに向かうと

朝食の用意が出来ていて

冷凍のオクラと里芋の味噌汁と
冷凍の里芋の煮物
エテカレイの干物に
玉子焼きと作り置きしていた
大根麻婆に柚子大根が並んでいて



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