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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第94章 デートしようよ?村田さん 夜編 お相手:村田さん



もう部屋にはお布団も敷いてあるし
すぐに出来る様に…なってる訳で…

食後のお茶を飲んで、お腹が落ち着くまで
ゆっくりしてたんだけど。
どうにもソワソワとしてしまって、
みくりは落ち着かないで居て…。

「村田さんの方…行きたいのですが?」

机に向い合せにじゃなくて
そっち側に一緒に座りたいと
向こう側に居る村田に申し出てみると

「引っ付き足りない感じだったの?」

「だって、お互い任務だったでしょ?
今日だって、たまたま時間が
運よく取れたみたいな感じだったし」

みくりが畳の上を移動して来て
村田の隣に座るともたもたと
村田の身体にもたれ掛る

「あ~、それなんだけどさ。
俺、明日の朝一には…ここ…出ないとダメでさ」

ガバッっと抱きつかれてしまって
そのまま畳の上に身体を倒される

「どうしてっ、そんな大事な事…
先に言ってくれないんですかっ」

「いや、その…言ったらさ…
折角一緒に楽しくデートしてたのに、
気分悪くしちゃうかなって。
ごめん…、そんな顔しないで…欲しいなって」

「もしかして…、言わないままで…
朝にひとりで出ちゃうつもりだったとか…?」

よしよしと下から手が伸びて来て
みくりの頭を村田の手が撫でて

「半分当たり…、そうしようかなって
途中までは…考えてた…」

「だから、あっちまで帰らないで…
こっちで泊まる事にしたって事…だったり?」

「それも…正解…。ちょっとでも…
2人きりで居られる時間も欲しくてさ…」

ギュウウウッと肋骨をへし折られる位の
勢いでみくりが全集中の呼吸を使いながら
村田の身体を締め上げる様にして抱きついて来て

「……ぐ…、あ、折れるッ折れるからっ」

「今日…、村田さんに会えて嬉しかった」

「うん、俺も嬉しかった」

「それから、久しぶりにスケートして…
焼いた竹輪も…美味しかったし…」

「うん、確かに、あの竹輪…美味しかった…」

「あんな風に、氷に穴開けて
ワカサギ釣りしたの…初めて…だったの」

「沢山…、釣れて良かったよね…」

私が今日あった出来事を話す度に
そうだねって言ってくれて
頷いて同意してくれて…

「村田さぁん…」

「うん?何?」

「好き…、私、村田さんの事…大好きなんですッ」

「うん、知ってるよ…。ありがとう」

「そうじゃ…無くてッ」
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