第92章 年末年始のお話 年始編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「今はさ、元より痩せてるくらいだけど
やっぱりさ、段々お腹も目立って来るでしょ?
そうなった時とかもさ、杏寿郎は
そうしたいって気持ちになれそう?」
そう恐る恐るに確認する様にして
みくりが杏寿郎に尋ねて来て
奥さんとしては妊娠したら
嫁が女に見えなくなったわって言う感じの
YouTubeの動画とかにありがちのネタの話が
俺に当てはまるのかと聞いてるのだろうが
「まぁ、それは…人それぞれだとは
思うんだがな…?自分達がそう望んで
そうなってるんだから、そこに文句の
つけようは無いと思うんだが。俺は。
奥さんの方が、お腹が目立ち掛けたら
そうしたくなくなるかも知れないだろう?」
そのまま一緒にベッドルームへ向かって
並んでベッドの端に腰を掛ける
「部屋…明るいままでもいいか…?」
「それは…、明るいままでも…いいけど…。
私は、暗い方がいいけど…、杏寿郎は
明るい方が…好きでしょ?何かと」
そう言っている間も部屋の温度
設定を高くしてくれてる音が聞こえて
「朝に新しいシーツにしたばかりだからな
今日は、バスタオルでも敷いてするか?」
「今日は…昨日…、沢山出した所でしょ?」
「なら…、程よい感じ…位に…だな?
昨日は奥さんに色々して貰ったし、
今日は俺が奥さんにしたいんだが?」
そう言って耳元で
トーンを落とした口調で囁かれて
ゾクゾクと鼓膜が震えるのを感じる
その振動が耳から全身に広がって
ペロッと耳たぶを弄ぶ様に
舌で舐められてそのまま内側の縁を
杏寿郎の舌が上って来ると
耳珠と呼ばれる耳の穴の横の
軟骨が飛び出た場所をコリコリと
その軟骨を舌で刺激して舐めて来て
「んぁ、はぁ…んっ…」
合間に聞こえて来る
杏寿郎の吐息の音が耳をくすぐるから
耳を舐められている…それだけの事を
酷く性的な刺激に脳が変換していて
「ふ、はぁ…あぁ、ンん…んッ」
勝手に自分の口から甘い声が漏れ出て来る
ペロッと耳から
首筋に舌が下って来て
チュウッと首筋に吸い付く様にして
唇で食みつつも時折跡が残らない
ギリギリのラインで吸い付かれて
「あぁ、んっ、あぁ、ん、んぅ、あぁん」
グイと腰に回して来た手が
スリスリと仙骨の辺りを撫でて
その杏寿郎の手の熱が
撫でられた場所から伝わって来て
じわじわと身体の芯をくすぶって来る