第21章 惣菜屋さんと煉獄さん 後編 お相手:煉獄杏寿郎
あくまで 中に指を入れずに
蜜口の周りの緊張を解かす様に
解していく
「はぁ、、んんっ、ぁ、あ、
……んっ、、あっ、杏寿郎さ、んっ…」
自分の中が ジンジンと疼くのを感じて
自分でもどうしたらいいのか
分からずに 彼に助けを求めてたくて
思わず名前を呼んでしまった
「貴方のご期待に添いたい所ではあるが、
…貴方は長らく
そうされて無かったようだから。
こちらもしっかりと…、解してから。
もう少しばかり、お辛いかも知れないが
ご辛抱を…頂きたいのだが?」
杏寿郎にそう言われて
思わず赤面してしまう
これではまるで 自分が
彼が欲しくて仕方がないみたいだ
「お力を…、抜いて
俺に身を委ねて頂きたいが?」
そんな事を聞かれて
お願いされてしまっては
まるで自分が生娘にでもなった気分だ
グチッ…と蜜口が音を立てたと思ったら
ほんの少しだけ指先が
浅く中に挿し入れられる
「痛みは?」
そう確認されて
首を横に振った
そのまま
更に指を押し入れられているのに
不思議と 痛みはなくて……
むしろそこにあるのは
焦れったいばかりのゆるゆるとした快感で
彼の指を強請るかのようにして
自分の中がうねりつつも
締めているのが分かる
そのまま指を軽く曲げられて
腹側の壁にあるざらざらとした部分を
探り当てられてソコに圧を掛けられると
ビクンとみくりが身体を大きく反らせた
「ああ、…ここの様だ…。
貴方の…いい所…の様だが?
そうでは、ありませんか?」
「ふ、はぁ、んっ、…はぁあんっ。
あっ、何?何…?これ、…ん、
…これっ…、変っ…なっ感じがっ」
更にその部分に当てた指を
小刻みに振るわされて
快感に体が震える
「あ、ん、
…んっ、ん、はぁ、ぁあああん」