第90章 今年のクリスマスは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
クリスマスイブの空に咲いた
真冬の花火をバックに
恋人同士がする様な…
そんな キスをして…
イルミネーション煌めく
異人館の並ぶ 街並みを歩いた
ホテルの部屋に戻って来て
手洗いとうがいをすると
ソファで待っていてくれと言われて
促されるままにソファに座って待っていると
杏寿郎がお風呂のお湯張りをして
こっちに来るのかと思って居ると
自分の荷物の入ったボストンバッグから
金色の赤いリボンのかかった箱を出して来て
「これを、奥さんに渡そうと思ってな」
「クリスマス…プレゼント?」
「いや、これは違うが?」
この流れで 渡して来たこれは
旦那さんが言うには
クリスマスプレゼントでは無いらしい
「これは、夜に一緒に愉しもうと思って
俺が用意した物だが?開けてみてくれるか?」
杏寿郎が隣に腰を降ろして来て
見守られながらシュルシュルと
そのリボンを解いて箱を開くと
中に入っていたのは
シャンパンの香りの入浴剤と
無香料の炭酸のタブレット
それから…赤い セクシーなランジェリーに
チューブに入った緑色の液体…?
そのポップなラベルには
チョコミントアイスのイラストがあって
「ねぇ、杏寿郎…これ…もしかして」
「チョコミント…の味がするらしいぞ?」
香り付きのはあるけど
これは味付き…なのか…
「これを、あれと一緒に使うって事?
それとも…、これで旦那さんを
チョコミント味にするって事?」
「それは…無理に…とは言わないがな」
今夜は私が用意したアレを使って
抜き尽くす…?抜き尽して欲しい??
と言う様な感じの事を
昨日旦那さんに言われた気がするな
果たして…
この タフ過ぎる旦那さんを
抜き尽くそうとしようと思えば…
何回出して貰えば…いいんだろう?
「後、巣ごもりの時にな。
一緒に風呂で使うつもりで、
買ったはいいが、
使ってない物がまだあってな。
それも使うだろう?あの風呂で」
巣ごもりを家でした時に
まだ他にも買っていたが
使って居なかった物があったらしくて
それもご持参されているらしかった
お湯張りが出来るまでの時間を
2人でソファでイチャイチャしながら過ごして
ある程度した頃に 入浴剤と
何かを持って杏寿郎がお風呂を見に行って
「みくり、お湯張り出来たぞ?
一緒に歯磨きしてから入るだろう?」