第85章 秋は巣ごもり　後編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

ズチュン…っと　腰を深く
押し込む様にして打ち付けられて
腰に腰を押し当てたままで
グググっとそのまま押し込んで来られて

もうこれ以上　繋がれない所まで
ズッポリと繋がって一つになってるのに
もっと繋がりたいんだって
杏寿郎に言われているかの様で

「んんぅ、杏寿郎、も…、これ以上…
中ッ、入れない…よ？んぁああぁんっ、
一番、私の中の、深いとこ…で、
杏寿郎を…、感じる、もんっ。ああぁあぁん」

ギュウウっと痛いと感じる程に
強く絡めた指で手を握られてしまって

「いや、ダメだ…、みくり。
もっと君と、ひとつに…なりたいからな」

「んぅ、これ以上…は、中っ、来れないよ？
はぁ、んぅ、だって…、私のここ
杏寿郎…ので、いっぱいになっちゃってる…もん」

自分の中が隅々まで余す所なく
彼で　杏寿郎で満たされてるのを感じる
ズンズンと打ち付けられる度に
その振動がダイジェストに子宮口に届いて
自分の内臓をしゃくり上げる様にして
持ち上げながら揺すぶられるから

鋭い快感が　その度に起こって
目の前にチカチカと星が散るかの様で

「んぁあぁ、んあ、はぁ、あぁあぁんっ、
あ、あぁ、ん、あぁあぅ゛ぁああーーんッ」

繋がってる部分からも
繋いでる手からも
薄っすらと開いた涙で滲んだ視界からも

自分の感じる全てが　杏寿郎で埋め尽くされていて

「ふ、ぁ、んんっ、幸せ…かも…、っ、今ッ」

「幸せ？どうしてだ？みくり
…まだ、出してない…ぞ？」

「杏寿郎…、ねぇ、このまま、中に出して？
今、そうして貰った…ら、もっと、
幸せな…感じが、しそうな、気がする…の」

私の感じてる　世界　そのものが

全部　杏寿郎になって行くみたい

「奥さんが、そう言ってくれるなら、
こっちとしては、大歓迎だがな？
俺の方も…、そうしたいと思ってたからな」

「杏寿郎…好きッ、キス…して？
キス…したい、して欲しい…の、今ッ」

繋いでいた手を離して
お互いの身体に腕を回し合うと
これ以上舌を絡め合わせられない位に
お互いの舌を感じるのを欲張りながら
ヌルヌルと舌と舌を絡める

「んぅ、ふ…はぁ、杏寿郎…、好きッ」

上も下も　これ以上絡め合えない位に
お互いを求めて絡ませ合う

「ん…っ、…みくり、
好きだっ、…愛してる…。
全部、…君の中で…受け止めてくれ」