第84章 秋は巣ごもり 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
そのまま 杏寿郎として
終わった後に寝オチしてたみたいで
「んんっ、はっ、また、
終わって、そのまま寝ちゃってた…。
うう…ん、重いっ…、杏寿郎…、重い~」
今はベビ待ちの期間だから
避妊を全くしなくなって
終わった後にゴムの処理を
一度離れてしなくていいからなのか
繋がったままで休憩するのが
当たり前みたいになっていて
そのまま 休憩してる内に眠たくなって
寝オチしてしまいがちになって居た
「んー?どうした?もう、一回か?」
「もぅ、違うってば。
私は、重いから退いてって言ってんの。
股関節っ、股関節がヤバいからっ」
「俺は、このままでもいいけどな」
「杏寿郎は、楽だからでしょうがッ。
とりあえず、足伸ばしたいし閉じたいからっ」
自分の上から退いて欲しいと
杏寿郎に訴えると
面倒くさそうにしながらも
しぶしぶ上から退いてくれて
あちこちがキシキシと軋むからだを
ストレッチする様にして伸ばして落ち着かせる
「詫びついでに、マッサージするか?
俺が体重掛けたままにしてた所為だろ?」
「んもぅ、だったら、終わったら
退いてくれたらいいんだってば。
そんな顔しないでよ、終わったら
すぐ抜けとまでは私も言ってないし」
「終わった後も、そのままずっと
繋がっていたいもんだろう?」
そう言いながら杏寿郎が頬を
こっちの頬に擦り寄せて来るから
よしよしとその頭落ち着かせる様に撫でる
「まぁ、そりゃー、私だって。
杏寿郎とさ、繋がったままで居たいよ?
でもさ、そのまま寝オチしたら。
全身がギシギシになってるんだってばっ」
みくりが自分の軋むのが
特に酷い股関節を開いてた分を戻す様にして
ギュウウと閉じて落ち着かせていて
「なぁ、みくり。
イチャイチャはするか?」
「ん、する…それは、したい…かな」
杏寿郎の胸に頭を預けて、もたもたと
もたれ掛りながら。ぎゅううっと
その身体に自分の身を寄せると。
杏寿郎の、汗の香りが僅かにするから。
「匂うか?さっき汗掻いたしな」
「ん?んん?え?嗅いでないよ?全然」
「いや、明らかに動揺しながら、
言われてもな。何の説得力も無いぞ?」
「杏寿郎の匂いがするから、安心するの」
よしよしと大きな手が
みくりの頭を撫でて来て
気持ち良さそうにみくりが目を細めた