第83章 秋は巣ごもり　前編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

スリスリと亀頭を子宮口に擦り付けて来て
一番感じる場所を刺激されて
身体の奥底から快感が湧き上がる

そう湧く様にして溢れて来る

溢れて来るのにそうであってありながら
そうなってイクには足りない
そんな絶妙な快感だけを与えられる

イキそうなのに　イケなくて
イキ…たいのに　イカせて貰えない

足りない　そう　足りないのだ

「イケそうで、イケないんじゃないのか？」

ズチュン…　ズンッ…っと
間にワンテンポクッションを挟んで
断続的に抽送を送ってるのと
クチクチクチと小さな音を立てる様な
小刻みだが激しさに掛ける焦れったい動き

「ううぅ、やぁあぁんっ、んんぁ、
これじゃ…あぁ、イケ…ないよぉ、ぁあん」

「そうだなぁ、この速さじゃイケないな。
この位置じゃないし、もっと奥を
もっと速くそうされるのが、
君は、いいんだもんな」

ニヤニヤと嬉しそうな笑みを
浮かべながら杏寿郎がそう言って来て
若干イラっとして来たのは気のせいじゃなくて

我慢比べをするとは言ったけど
私がそう言って強請るまで
そうはして来ないと言う事で
この物足りない快感だけを与えられて
杏寿郎に飼い慣らされるかの様だ

「んんぅ、あんっ、じ、じゃあ、
杏寿郎も…そのままでいいんだよね？」

ゆったりとした律動では
私がそうなれないんだから

杏寿郎のをイって
ギュウギュウと締め上げる事もないから

ギュウウウッと自分の膣を収縮させて
下腹部に引き寄せる様にして締め上げると
そのままトンっと自分の子宮の口に
杏寿郎の亀頭が引き寄せられて当たって

「んぅ、はぁあぁぁんっ」

その刺激でお預けられていた分まで
感じすぎるぐらいに反応をしてしまって
今度は無意識に杏寿郎のを
自分の中が奥へと引き込むように蠕動して

杏寿郎の腰に自分の足を絡めて
グイっと自分の腰と杏寿郎の腰を
足の力で引き寄せると

「んぁああっ、んっ、はぁ、あああぁんっ」

ギュウギュウとその強烈な快感に
みくりが自分のペニスを締め付けて来るから

それまでのやり取りを忘れて
激しい抽送を送りたい衝動に
杏寿郎が駆られそうになって居ると

スルッ…と腰に絡みついていた
みくりの足が腰から離れて来て
グイっと身体の距離を離すようにして
自分の身体と杏寿郎の身体の間に
自分の足を挟み込んで来る