第83章 秋は巣ごもり 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
白浜旅行から戻ってからと言う物
毎日の様に 杏寿郎から
体調には変化が無いかと
確認される日々が続いて
「どうだ?みくり。身体の調子は?」
「別にいつも通りだけど、元気だよ」
「調べてみるか?」
「えっ、多分なんだけど。
今、調べても分らないと思うよ?」
前に 私が体調を崩した時に
妊娠関連の本と一緒に
市販の妊娠検査薬も
買って来てくれていたらしくて
使うかと確認されてしまったが
あの旅行からこっち
1週間ほど経つけど
これと言う様な体調の変化は
それを匂わせる様な感じとかも
そんな変化はないんだけど
出来てるかどうかを市販の
妊娠検査薬で調べられるのが
丁度次の月経の開始日の辺りだから
今検査薬を使っても 分からないと思うんだけどな
妊活のサイトとかでも
この検査薬で調べられるまでの
今の期間が一番 お互いに
落ち着かない時期だってあったな
確か びっくりドンキーの
ハンバーグ200グラムの
あのNICU勤務の看護師の友達が言うには
妊娠検査薬と言うのは
尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピンと言う
ホルモンを調べているんだとか
何とか言って居たような気がする
あの市販の妊娠検査薬で陽性が出れば
90%以上の精度だとは言ってたな 確か
だから 市販の妊娠検査薬で
結果を調べられる様になるのは
11月の2日以降になるんだけども
10月の最後の週末には
杏寿郎のご両親が引っ越した家に
引っ越しをしたお祝いを持って
お祝いに来てくれて
その時に 丁度11月になるから
紅葉のシーズンになるし
杏寿郎の家のある京都の亀岡に
紅葉の見物がてらに来て欲しいと
杏寿郎のお義母さんに言われて居たので
今年の嵐山の身頃は
11月の中旬以降らしいので
11月の26日にお邪魔する約束をした
妊娠検査薬が使えるようになる
11月2日になる前に
体調不良らしい感じはあったが
自分でもいつも経験してる
月経の前の不調だったので
自分でも 今回は
そうなってないんじゃないなかなぁとは
薄々には思ってたけど
きっちり その日に生理が始まってしまって
それを伝えるのが どう切り出そうかと
悩んでいたんだけど
私の様子を見て彼にもそれが伝わっていたらしく
夕食のテーブルの上にビールとグラスを
杏寿郎が用意してくれていて