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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第81章 そうだ、和歌山へ行こう!後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「みくり、これは何だ?
見た事のない、白い石が出て来たぞ?」

そう言って杏寿郎が
手の平に白い石に黒い筋の入った
大理石の様な石を見せて来て

「ハウライトじゃん、ネットで
安物のラピスラズリ買う時は
ハウライトを青く染めた
ハウライトラピスの事があるから」

ネットでラピスラズリを買う時は
気を付けた方がいいと言って来て

「ああ、でも、ターコイズカラーに
染められて、ターコイズの
偽物にもされるから。
最近はハウライトも、
そんなに掘れないみたいだよ」

「染められやすい石なのか…。
みくり、これは俺も知ってる。
アンモナイトだな」

「アンモナイトね、
アンモラナイトって知ってる?
アンモナイトの化石が、長い年月を掛けて
虹色に光るアンモナイトになったら、
化石から宝石になるだよ」

杏寿郎が自分の手の中にある
化石のアンモナイトを眺めていて

「あっ!レピドライトって思ったら
アメジストだった、これじゃない感」

その後も砂を掘って中から
色々な宝石や化石を探した

みくりはお目当ての
初めて見た石と言う
レピドライトを手に入れてホクホクしていて

俺には好きなのを貰ったらいいと言ったので
アンモナイトの化石を貰った
みくりが言うには石の透明度が低いから
大きさがあるからそれなりかなぁと
割とシビアな感想を言って居たので
発掘体験のお値段なりの品物なのだそうだ

「好きだな、石」

「うん、石はいいよね」

石が好きだとは大学の時から
本人が言って居たが
アクセサリーとかをしたりしないので
変だとは思っていたんだが
誕生日にマルチストーンのネックレスを
プレゼントしたが反応が可愛いねって感じで
身には着けてはくれては居たが
その後どこかで買ったヒマラヤ岩塩の
塊の方が喜んでいたのを記憶している

「なぁ、昔、ヒマラヤ岩塩の塊
君に買った事があっただろう?
あれは、どうしたんだ?」

「え?しばらくは飾ってて。
お料理に使ってるよ?だって塩だもん。
可愛いよね、ヒマラヤ岩塩ピンクで」

そんな話をしながら
まだ入ってなかった
パラレルワールドと書かれた館に向かう

その中には短い廊下なのに
光とラインで長い廊下に見せたり

騙し絵の世界に入り込んだような体験ができる
角度の付いた階段があったりして


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