第80章 そうだ、和歌山へ行こう! 中編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
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そのまま しばらく眠っていた様で
目を醒ますと きちんと位置を
ベッドに合わせて移動させられていて
布団を身体に掛けて貰ってた
「みくり、目が醒めたか?
どうだ?身体は、大丈夫か?
子供、出来てる感じはするか?」
「えっ?どうだろう?そ、それは…ッ、
流石に、私にも分からないよ。
今して、今できるんじゃないもん。
って、言うか、結構寝てた感じ?」
「そうだな、30分、40分くらいか?
そろそろ、トイレに行くなり、
水分を摂るなりしてから、軽く
浴びるだけシャワーして夕食に行くか?」
そう杏寿郎が提案して来たので
勿体ない気もするが
この後夕食をして温泉にって言ってたから
流石に中を一度綺麗にして置かないと…
平日で宿泊客は少ないとは言え
温泉で一緒にならないとは限らないか
軽く浴びるだけのシャワーとは言えど
やっぱり匂いとかもあるし
そんな匂いをぷんぷんにさせながら
夕食食べには行けないので
お下の辺りはボディーソープで洗って
中に残ってるのも一度 力む様にして
中から絞り出すようにして出して
そのままシャワーで流した
着ていた服をもう一度来て
お風呂に入る用意は
持って行くエコバックに纏めて置いた
「ねぇ、杏寿郎、夕食は朝ご飯の
あのバイキングのレストランだよね?
だったら駐車場の近くどうせ通るからさ。
帰りに車に寄ってもいいかな?」
「車?ああ、今日のあのパンダの
大きなぬいぐるみをこっちの
部屋に連れ来るつもりか?」
夕食のついでに車に寄りたいと言うと
杏寿郎がそう言って来て
「そう言えば、パンダの
自然繁殖が難しいと言われている理由は。
飼育下のパンダにはそう言う、
繁殖したいと言うか、性欲みたいなのが
備わって居ない場合が多いらしいな」
「ああ、いつも笹ばっかり食べてるから?」
「笹食系男子か…パンダだけに」
「杏寿郎は、肉食系男子じゃんかどう見ても」
男性としてのバイタリティーが
溢れに溢れてるもんな杏寿郎
だから実際にモテモテだった訳だし
でも杏寿郎が肉食系だったから
追われるより追う方が良かった訳で
色々あって 積極的に
アプローチをして来る彼を 受け入れる所か
拒み続けていた私を選んだ訳なのだから
「俺にして置いて、良かったとは
君の口から言ってくれないのか?」