第80章 そうだ、和歌山へ行こう! 中編 お相手煉獄杏寿郎 現パロ
ヌルっと自分の中に杏寿郎の舌が
滑り込んで来て中で這いまわる様に蠢く
「ふぁ、ああっ…ん、…ぅ…、んん」
建物の外に人が居る気配がして
エリアの中にある全体が見下ろせる
展望台に向かっている様だった
「んぁあ…っ、んんぅーーん゛っ」
思わず 彼の刺激から逃れる様にして
腰を反らせると グッと骨盤を掴んで
押さえられてベッドに固定されて
彼の舌がより深い場所に潜り込んで来る
グッと思わず 自分の手で口を塞いだ
声は押し殺せても
部屋の中には水音が響いて
声が無い分に余計にその音が厭らしく
耳に付いて離れない
「口、塞いでしまうのか?みくり。
こんな時間から、子作りしてるって
バレてしまったかもな?」
そうは口で言って来るが
その顔はむしろ嬉しそうな感じで
「ドア側は外の音が僅かに聞こえるな。
君のいい声も、漏れてしまってるかもな?
ん?どうしたんだ?声、殺してしまうのか?」
スルッと杏寿郎の指が陰裂をなぞって
愛液を指先に纏わせると
クチクチと小さな音を立てて
クリトリスを弄って来る
太ももにまだ下着は残ってるから
足を大きく開く事も出来ないが
その不自由さを楽しんでいるかの様にも見えて
「俺は、奥さんの声が聞きたいんだがな?」
そう耳元で囁いて
舌で耳をなぞってくる
耳の穴を膣口に見立てて
耳の縁の軟骨の飛び出た部分である
耳珠を舌でチロチロと
指でクリトリスを弄るのに
合わせる様にしてくすぐって来て
「みくり、口…、塞がなくていいだろう?
俺と君とは夫婦なんだからな、
そうしてても、何もやましくはないだろう?」
「ん…ぅ゛ぅ、ふ…っ、ん゛…」
押し込んで押し殺した声を僅かにしか
外に漏らさない事に杏寿郎がそう指摘して来て
夫婦がそうして悪い事は無いと言われる
耳から首筋に舌を降ろして
鎖骨のラインをなぞる
びくっとみくりが身体を跳ねさせて
左右の鎖骨の間に辿り着くと
そのまま舌を喉元に上げて来て
杏寿郎の舌でグイっと押されると
ぐっと息が詰まる様な
気道を塞がれる様な閉塞感を
強く押されて居ないのに感じる
感じるのは快感ではないけど
そのまま喉を舐めれてキスを時々されると
そのまま 獲物をしとめる肉食獣の様に
杏寿郎がカパッと開いた口を
その喉元に押し当てて来て軽く歯を立てる
「んぁあ…ッ」