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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第20章 惣菜屋さんと煉獄さん 中編 お相手:煉獄杏寿郎



「まぁ、見た所、この小さな惣菜屋じゃあ…。
それっぽっちの金も、まぁ、すぐには
用意できねぇだろうけどもなぁ」

そう左隣に居た別の男が言って来て

「多少、年齢は行ってるが、こちらには、
まだ使い道がありそうだ。何より、お顔が
お美しいし、お身体もねぇ?
まぁ、現金でご用意いただけるのなら、
我々はそれでも」

「用意、できんのかぁ?金っ、250万…」


右の隣に居る男が
顔に息がかかる距離でそう言って来て


「そ、そんな大金、すぐに…ご用意は……」


250万を用意しろだなんて
そんな急に言われても…


250万……


でも そんな大金 うちには無いし

でも その為に 店を手放すなんて…

それこそ 亡くなった父に

顔向けが…出来ないし


「できねぇ……つうのかァ?
だったら、その身体できっちりと
稼いで貰うしかねぇなぁ。
なぁ、ねぇさんよぉ?」

身体で稼いで返すって事は……
吉原に売られるって事?

でも 私はもう……26なのに?
買った所ですぐに使えなくなるような

そんな女に 買い手なんて……


「で、でもっ、
私は、もう吉原で働ける年齢じゃ…」

「でも、まだ2年……働けますよ?
まだ、26でしょう?」

そう言って 正面に居た男が
静かに笑みを称えながら
指を二本立てて みくりに見せる

「……だが。うちの店なら…その年齢で
返しきれなくても、貴方はお若く見える。
それ以上でも働けそうだ…」


うちの店って……

この人達の店が吉原にあるって事?

それって 28になっても
年季明けにならないという訳で


「客が付く内は……有効活用しなくては?
大事な商品ですからね。こら、商品ですよ?」


そうその男は私を右隣から
舌なめずりをしながら
見ているている男に
釘をさすように威圧して言った


「あの、お金は…少し、お待ち頂くとかは……」


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