第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ
「どうにも、俺の奥さんは
俺を嫉妬させるのが上手いからな」
さっき言ったお仕置きと言う言葉と
今の杏寿郎の言葉の言い方が
ゾワッとみくりの背筋を
逆立たせて行って
スルスルと杏寿郎のその手が
私の太ももの間に割り込んで来るが
秋の外気の所為かその素肌に触れる
指先が少し冷たくて
ぴくッとその冷ややかな感覚に
みくりの身体が跳ねた
「…杏寿郎…の、手ッ…んッ」
「ん?俺の手がどうした?
俺の手は冷えてるかも知れないが
君のこの奥は熱そうな感じだがな……」
そう言いながらその冷えた
彼の指先の感覚を
ショーツ1枚越しに感じる
彼の指が下着の上から陰列をなぞって
グニグニと下着を膣口の部分に押し付けて来る
「……―――っ、んっ、ん…、やっ」
大きな声で否定して彼を拒む事も
かと言ってそのまま与えられる
快感に喘ぐ事も出来ないから
ぎゅっと自分の口を噤んで
漏らしてしまいそうなる声を押し戻す
杏寿郎が指先を下着の上から
膣口のすぐ上の部分に押し当てて
そのままブルブルと振動をその
部分に与えて来て口の際に与えられた振動が
そのままダイレクトに触れられていない
膣の全体にまで伝わって来て
そのままその振動が子宮口の辺りまで届くと
ガクガクと自分の身体が
抗えない快感に震えるから
こっちにそのつもりがあろうとなかろうと
身体を強制的にそうなる様に
刺激を送られてしまって
ダメだと口で訴えられずに
片手で自分の口を塞いだままにして
ふるふると首を左右に振るが
逆に彼の首を左右に振られて
拒否する事を拒否されてしまう
「こうでもしないと…、
どうにかなってしまいそうだからな。
本当なら今すぐにでもそうしたい位だ」
彼は彼でこれで許してるのだからと
そう言いたいのだろうが
与えられているのは強制された快楽で
その感情のある所がいつものそれとは違う
嫉妬の成せる物なのだから
良く知ってる自分の旦那さんである彼なのに
そんな杏寿郎との間にずれを感じる
でも さっきの 健太郎の
ボタンを私に受け取る様に言ったのは
私が良く知ってる方の彼で
それを自分が受け入れる事への葛藤が
今 私の目の前の彼の行動の形なのだろうけど
「みくり…、君は俺の奥さんだろう?」
そう言いながら それを確認して来る彼は
まるで小さな子供みたいだ