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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ



竿のレンタル代はみくりが出してくれて

貸出の竿の先だけを伸ばして

先の紐になった部分に
仕掛けセットを結ぶんだと説明してくれる

仕掛けのセットの裏に
結び方が書いてあるから
その通りに結んで竿に仕掛けをつけると
ウキをセットして先端の釣り針に
エサである塩まみれのイクラをセットすると

短くしてある
竿を伸ばして持つと

「後は、入れて食べたら合わせて釣るだけ。
びっくりするほど、すぐ釣れるよ?」

池は確かに3つあるが
もう食べ始めてる人が多いのか
釣りをしてる人の人影はまばらにしかない

「山女魚のコースとかの人は
そんなに釣りはしないから、池は
こんな風に空いてたりするんだよ」

そんな話をしながら
エサを池に落とすと
ワッと山女魚が移動するのが見えて

クイッとウキが沈むから

「もう、食ったのか?」

ビチビチと活きのいい
釣れた山女魚を見せて来て
針を外すと水を入れたバケツに入れる

「ほら、釣れた、すぐでしょ?
だから、釣りする人も沢山釣りたいって
人じゃない限りは3匹はすぐ釣れるからさ。
あ、おじちゃんには話してるから。
塩焼きと、唐揚げと、お刺身にする分を
自分達で食べたいだけ釣れってさ」

「サクラマスのコースじゃないのか?」

「黄金のイクラが食べられる
山女魚のコースだよ?持留の
おじちゃんの山女魚は美味しいからね」

グンッと引いてウキが沈んで行くから

「おっ、食ったッ」

杏寿郎が引きに対して合わせるが
その手ごたえが無くなったのを感じて

「ん?意外とタイミングがシビアなのか?」

「割と、遅めかな?私の経験上。
多分タイミングの取り方が合えば
バカスカ釣れるよ?それこそアホ程」

その言葉が頷けるのは
見るからに大量の山女魚が
水が綺麗なので泳いで居るのが
上から見えるからな

「待っても食べない時は、
一度上げて、餌で水面を
ペチペチ、叩くといいよ~お、釣れた」

「上手くないか?っと、食ったか
気持ち、遅めならこれぐらいか?」

そう言って合わせてから
竿を上げると
しっかりと山女魚が掛かって居て

「釣れたぞ」

「おお、初山女魚、GETじゃん。
あ、待って、写真撮る?」

糸を持って山女魚を持ち上げている姿を
スマートフォンのカメラに収めると
撮った画像をこちらに見せてくれる

「LINEから送るね」

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