第76章 ふたり　一人独り　中編　お相手：煉獄杏寿郎　現代パロ

それまで俺のリズムに合わせて
喘ぎ声を出していた　その声が
ぴたりと止まって　それと入れ替わる様に

酸素を求めて縁で口をパクパクと
パクつかせる金魚の様に
ハクハクと大きく背中を逸らせながら

みくりが口を動かすから

深い方…が来そうな感じなのだろうが

「中…、降りて来てる…なっ…」

全体を包んでいた中が
フッと杏寿郎のを締め付ける感覚が緩む

ペニスの根元だけは抜くなと言いたげに
グイグイと締め付けて来るが
中は広がって膨らんで緩んで
すぐにでもそうしたい感覚が少し落ち着くと

コリコリとした奥の部分が
自分から下に降りて来てくれるから
内部の中でも異質なその特有の感触を
亀頭の先で擦りながら感じ取っていると

ブンブンとみくりが
自分の感じてる快感を否定する様にして
自分の首を左右に振って居て

「何だ？みくり。
ここは君のいい所だろう？」

「…はっ、はぅ、あぁ、んッ、はぁ、
あっ、んぅ…んんぅ…ぁあっ、
杏寿郎…、イって？一緒…がっ、良いのッ…
来そう…、だから、んんぅ、はぁああァんんッ」

ガクガクと全身を快感に震わせて
身体の奥底から湧き上がる様な

大きな絶頂の波がそこまで来てるのを感じる

コツンコツンと亀頭で子宮口を
突かれる度に頭が真っ白になって行く

「はぁ、あぁんっ、あぁ、
んんっ、あぁ、きゃああぁあぁぁあんッ！」

「うぅ、っ、く…ハァ、ハァ、みくりッ」

その普段の絶頂とは比べ物にならない
搾り取る様な収縮と蠕動する動きに
吐き出したばかりなのに関わらずに
中に精液を再び吐き出してしまって居て

ギュウウっと強くその身体を抱きしめたままで
更に奥に腰を吐き出しながら
無意識に沈めてしまっていて

「はぁ、はぁ…、う、はぁ…ッ…」

「…みくり、大丈夫…そうか？」

ズンッと更に打ち付ければ
ギュウウっと中が搾り取る様に
俺のモノを締め付けて来るから

熱を続けて吐き出して
硬さと大きさを失ったソコに
刺激を求める様にして
チュウッとみくりの胸の先に吸い付くと
指でクリトリスを刺激する

「んはぁ、やぁ、あぁああぁあんッ」

「もっと、…君を抱きたいんだが？
足りない。もっと、君を俺で…満たしたい」

まだ　抱き足りないと言いたげに
漏らすように杏寿郎が言って来て