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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「ん?大学の時がどかしたか?」

「杏寿郎さ、その頭だから
後ろから見たら目立つから
いつも最前列に居た気がするんだけど。
どうして、後ろに来るようになったの?」

私はどっちかと言うと
後ろの方に座りたい方だから
定位置は後ろの方よりだったんだけど

明日香ちゃんと同じ講義受ける時は
明日香ちゃんと一緒に座ってたけど

杏寿郎に告白される前辺りから
後ろの方に居るのが多くて
珍しいなって思ってたんだけど

通路挟んで隣とか…居たから

「話したい…とは、思ってたんだがな」

バーベキューでもそんなに
杏寿郎とは話したりしてなかったのに

「しばらく、バーベキューやらにも
全然来てない時期あっただろう?」

「それは…、奏さんと付き合ってた時で…ッ」

「と言うか、そんな事があった後も
昼間の方は顔出してたんだな」

「そっちは、大丈夫って思ってたから。
奏さんとお付き合いする様になってから
あっちも危なかったんだって知ったから。
昼間の方は、別の人が主催してたし」

昼間の方は主催者が別と言ったか

いつものバーベキューは
…篠田の主催じゃなかったのか

あっちも危ない?危ない?

普通のバーベキューだったぞ?あっちは


「杏寿郎はさ、二次会があるって知ってた?」

「二次会?俺はいつも黒瀬が
済んだからすぐに帰ろうって言って来るから」

宇髄先輩から聞いた話と
今みくりから聞いた話

俺や宇髄先輩があの事件に
間接的に関与してる感じにされてると言うのは

「私はさ、二次会に何度かね。
誘われた事あったんだけど
二次会は行かなかったの、
お腹いっぱいだったしいつも」

みくりが美味そうに食べるから
他の先輩達や女性陣がこれも食べなと
食べさせられてたからか

「あの、例の泊まりの時みたいなのをね。
二次会でしてた……らしくてね。
その二次会はアイツが主催してたって」

篠田か…それも何度か誘われてたのか

そしてずっと 満腹を理由にして
断わってたのか みくりは

篠田の異常なまでの執着はそこにあるのか?

あの時に食い逃しただけでなく

その後もそこに落としも
誘いも出来ない存在だったからか

自分が食う為の算段を整えても

みくりが奏さんと言う
ガードを失うまでは

乗って来なかったからか


「明日香ちゃんとはね…」
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